書籍詳細:量子コンピュータ入門

量子コンピュータ入門

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,750円(本体価格 2,500円)
在庫なし
発刊年月
2008.03
ISBN
978-4-535-78479-6
判型
A5判
ページ数
168ページ
Cコード
C3055
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

古典計算機と、量子コンピュータはどう違うのか。そのしくみから、実際の量子実験までを、物理的な背景に着目して丁寧に解説。

目次

第1章 古典計算機と量子計算機

1.1 なぜ量子計算機か

1.2 計算の複雑さ

1.3 量子計算機が扱う情報:量子ビット

1.4 量子計算機の働き

第2章 量子ビットを担うもの(1):光子

2.1 光子の偏光

2.2 EPRパラドックス

2.3 アスペクトの実験

2.4 量子力学の公理

2.5 絡まった状態

補足:ベルの不等式とアスペの実験のより詳しい対応

第3章 量子ビットを担うもの(2):スピン

3.1 スピン

3.2 シュテルン-ゲルラッハの実験

3.3 スピンの回転

第4章 量子論理ゲート

4.1 古典論理ゲート

4.2 量子論理ゲート

4.3 さまざまな量子論理ゲート

4.4 絡まった状態

4.5 量子テレポーテーション

4.6 ドイッチ-ジョサのアルゴリズム

第5章 ショアのアルゴリズム

5.1 公開鍵暗号

5.2 量子離散的フーリエ変換

5.3 位相推定問題

5.4 位数計算

5.5 ショアのアルゴリズムの実際

5.6 量子コンピュータの計算速度に関する考察

第6章 量子エラーコレクション

6.1 量子エラーコレクションの背景

6.2 ショアの9量子ビットコード量子エラーコレクション

6.3 ビットフリップエラーに対する量子エラーコレクション

6.4 位相フリップエラーに対する量子エラーコレクション

6.5 任意のエラーに対する量子エラーコレクション

第7章 光を用いた量子情報処理実験の例:量子テレポーテーション

7.1 光を用いた量子テレポーテーション実験の意義

7.2 光子の偏光を用いた量子テレポーテーション実験

付録:FFT

正誤情報

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