書籍詳細:日本社会と法律学
渡辺洋三先生追悼論集 日本社会と法律学 歴史、現状、展望
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定価:税込 15,400円(本体価格 14,000円)
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内容紹介
戦後日本の法学界、とりわけ民主主義法学をリードし続けた渡辺洋三先生を追悼し、日本の社会と法の状況をさまざまな視角から分析した「論説」と「随想」で構成する論文集。
目次
[論稿篇]
MSA論議前の「対内的実力に関する近代戦争遂行能力論」――自衛力前史/浦田一郎
核兵器廃絶を追求した民主主義法学者――「非核の政府を求める会」リーダーの肖像/浦田賢治
予防法学としての請願権の行使/浦野広明
平和的生存権をめぐって/小沢隆一
現代憲法における二つの基本課題/杉原泰雄
人身の自由の憲法的基礎/隅野隆徳
わが国の自然災害救助制度に関する憲法的考察/野上修市
渡辺洋三・平和憲法論の根底にあるもの――語られなかったタイ・ビルマ戦線/水島朝穂
憲法改正手続法の問題点/山内敏弘
家族と憲法――渡辺氏の家族論をめぐって/若尾典子
「国民の権利利益の実効的救済」にかかる行政判例と学説の相剋――土地区画整理事業計画の処分性をめぐる判例変更を素材に/白藤博行
事実行為の権力性に関する一考察――渡辺洋三『農業水利権の研究』を手がかりとして/岡田正則
マンションの原始規約の設定/太田知行
水利権研究への比較法的視点/戒能通厚
産業廃棄物処分場に関する最近の民事差止め二判決(全隈・鹿屋)について――人格権論・立証責任・廃棄物処理法に注目して/神戸秀彦
三度、市民法の劣化を憂える――不動産登記法の2004年改正について/清水 誠
自然・景観保全と農業的土地利用――ドイツにおける侵害規制を中心として/高橋寿一
継続的土地利用と黙示の契約――契約に基づかない土地の継続的利用の意義/田山輝明
相続における生活保障的機能の問題点――扶養と相続の一断面/富田 哲
入会権における慣習――入会慣習と民法の規定/中尾英俊
農地所有権論の現在と農地制度のゆくえ/原田純孝
入会権解体の行政法的要因――部落有林野統一政策と入会近代化法政策/北條 浩
遺産分割の錯誤無効と税法/三木義一
名張毒ぶどう事件の検討/宇佐見大司
死刑について/内田博文
「市民」的治安政策と裁判員制度の本質について/小田中聰樹
格差社会と厳罰化/前野育三
裁判員制度立法過程の検討序説――裁判員制度の必要性はどう議論されたか/宮本康昭
刑事法における法社会学と法解釈学/村井敏邦
「労働は商品ではない」とは何か――労働力の商品化と労働法/石田 眞
労働における均等待遇と人間の尊厳/大島和夫
「自己利益」と市場――アダム・スミスとアルマティア・セン/田端博邦
労働法・法社会学論争の教えるもの/西谷 敏
労働法におけるソフトロー・アプローチについて/和田 肇
平和と民主化を目指す文筆構想――幸福追求権の条件整備のために/新垣 進
わが国の法律家制度の特質を考える/江藤价泰
ロシアにおける法と慣習――比較法史の視角から/大江泰一郎
道徳の法化と市民的道徳の形成/中村浩爾
渡辺法学の構図――その素描/広渡清吾
「社会構成体と法的上部構造」論 追想/藤田 勇
布施辰治「自己革命の告白」(1920年)」/森 正
平野義太郎法学に関する備忘録/森 英樹
植民地帝国日本における内地・朝鮮・台湾統治法の比較研究――1920年代の地方制度を焦点とする国民統合の視点から」/山中永之佑
[随想篇]
渡辺さん、川島先生、来栖先生/安達三季生
渡辺先生を偲んで/新井 章
渡辺洋三先生と日本農業/石井啓雄
追憶の渡辺洋三さん――情の厚い民主法学の大先達/井ヶ田良治
渡辺先生との最初の出会いのころ/稲本洋之助
「中距離から」/大橋智之輔
同憂、同年令前後の一人の友人として/小川政亮
民主主義法学を共に担って/甲斐道太郎
渡辺洋三氏の人と業績を偲んで/片岡 曻
渡辺洋三先生の思い出/北野弘久
農山漁村研と家族旅行――渡辺洋三君を偲んで/黒木三郎
もっと「たてパス」を――渡辺先生の声が聞こえる/小森田秋夫
渡辺さんへの思い/清水 誠
渡辺洋三さんを偲んで/下山瑛二
渡辺先生とソ連社会主義/竹森正孝
法社会学と渡辺洋三先生/利谷信義
渡辺先生と私/永井憲一
国法協と民科――半世紀を振り返って思うこと/仲田 晋
渡辺洋三賛歌/中山和久
渡辺洋三先生を偲ぶ/庭山英雄
帝京大学での渡辺先生/長谷川成海
渡辺洋三君を偲んで/長谷川正安
「洋三さん」のことを憶う/原島重義
随想――「三つの憲法」から営業の自由論争まで/樋口陽一
渡辺洋三先生と農業法学/原田純孝
渡辺さんの思い出―1952年の「お願い」文書のことなどについて/広中俊雄
渡辺洋三先生と私/藤田宙靖
論敵 渡辺洋三/前田達男
渡辺洋三先生を偲ぶ/宮坂富之助
洋三さんの読書法/望月礼二郎
渡辺洋三先生への感謝/山田卓生
渡辺洋三先生の出会いと想い出/吉田善明
渡辺洋三先生の人と学問に学ぶ/吉井蒼生夫
宮沢賢治について(遺稿) 渡辺洋三/解題・戒能民江
MSA論議前の「対内的実力に関する近代戦争遂行能力論」――自衛力前史/浦田一郎
核兵器廃絶を追求した民主主義法学者――「非核の政府を求める会」リーダーの肖像/浦田賢治
予防法学としての請願権の行使/浦野広明
平和的生存権をめぐって/小沢隆一
現代憲法における二つの基本課題/杉原泰雄
人身の自由の憲法的基礎/隅野隆徳
わが国の自然災害救助制度に関する憲法的考察/野上修市
渡辺洋三・平和憲法論の根底にあるもの――語られなかったタイ・ビルマ戦線/水島朝穂
憲法改正手続法の問題点/山内敏弘
家族と憲法――渡辺氏の家族論をめぐって/若尾典子
「国民の権利利益の実効的救済」にかかる行政判例と学説の相剋――土地区画整理事業計画の処分性をめぐる判例変更を素材に/白藤博行
事実行為の権力性に関する一考察――渡辺洋三『農業水利権の研究』を手がかりとして/岡田正則
マンションの原始規約の設定/太田知行
水利権研究への比較法的視点/戒能通厚
産業廃棄物処分場に関する最近の民事差止め二判決(全隈・鹿屋)について――人格権論・立証責任・廃棄物処理法に注目して/神戸秀彦
三度、市民法の劣化を憂える――不動産登記法の2004年改正について/清水 誠
自然・景観保全と農業的土地利用――ドイツにおける侵害規制を中心として/高橋寿一
継続的土地利用と黙示の契約――契約に基づかない土地の継続的利用の意義/田山輝明
相続における生活保障的機能の問題点――扶養と相続の一断面/富田 哲
入会権における慣習――入会慣習と民法の規定/中尾英俊
農地所有権論の現在と農地制度のゆくえ/原田純孝
入会権解体の行政法的要因――部落有林野統一政策と入会近代化法政策/北條 浩
遺産分割の錯誤無効と税法/三木義一
名張毒ぶどう事件の検討/宇佐見大司
死刑について/内田博文
「市民」的治安政策と裁判員制度の本質について/小田中聰樹
格差社会と厳罰化/前野育三
裁判員制度立法過程の検討序説――裁判員制度の必要性はどう議論されたか/宮本康昭
刑事法における法社会学と法解釈学/村井敏邦
「労働は商品ではない」とは何か――労働力の商品化と労働法/石田 眞
労働における均等待遇と人間の尊厳/大島和夫
「自己利益」と市場――アダム・スミスとアルマティア・セン/田端博邦
労働法・法社会学論争の教えるもの/西谷 敏
労働法におけるソフトロー・アプローチについて/和田 肇
平和と民主化を目指す文筆構想――幸福追求権の条件整備のために/新垣 進
わが国の法律家制度の特質を考える/江藤价泰
ロシアにおける法と慣習――比較法史の視角から/大江泰一郎
道徳の法化と市民的道徳の形成/中村浩爾
渡辺法学の構図――その素描/広渡清吾
「社会構成体と法的上部構造」論 追想/藤田 勇
布施辰治「自己革命の告白」(1920年)」/森 正
平野義太郎法学に関する備忘録/森 英樹
植民地帝国日本における内地・朝鮮・台湾統治法の比較研究――1920年代の地方制度を焦点とする国民統合の視点から」/山中永之佑
[随想篇]
渡辺さん、川島先生、来栖先生/安達三季生
渡辺先生を偲んで/新井 章
渡辺洋三先生と日本農業/石井啓雄
追憶の渡辺洋三さん――情の厚い民主法学の大先達/井ヶ田良治
渡辺先生との最初の出会いのころ/稲本洋之助
「中距離から」/大橋智之輔
同憂、同年令前後の一人の友人として/小川政亮
民主主義法学を共に担って/甲斐道太郎
渡辺洋三氏の人と業績を偲んで/片岡 曻
渡辺洋三先生の思い出/北野弘久
農山漁村研と家族旅行――渡辺洋三君を偲んで/黒木三郎
もっと「たてパス」を――渡辺先生の声が聞こえる/小森田秋夫
渡辺さんへの思い/清水 誠
渡辺洋三さんを偲んで/下山瑛二
渡辺先生とソ連社会主義/竹森正孝
法社会学と渡辺洋三先生/利谷信義
渡辺先生と私/永井憲一
国法協と民科――半世紀を振り返って思うこと/仲田 晋
渡辺洋三賛歌/中山和久
渡辺洋三先生を偲ぶ/庭山英雄
帝京大学での渡辺先生/長谷川成海
渡辺洋三君を偲んで/長谷川正安
「洋三さん」のことを憶う/原島重義
随想――「三つの憲法」から営業の自由論争まで/樋口陽一
渡辺洋三先生と農業法学/原田純孝
渡辺さんの思い出―1952年の「お願い」文書のことなどについて/広中俊雄
渡辺洋三先生と私/藤田宙靖
論敵 渡辺洋三/前田達男
渡辺洋三先生を偲ぶ/宮坂富之助
洋三さんの読書法/望月礼二郎
渡辺洋三先生への感謝/山田卓生
渡辺洋三先生の出会いと想い出/吉田善明
渡辺洋三先生の人と学問に学ぶ/吉井蒼生夫
宮沢賢治について(遺稿) 渡辺洋三/解題・戒能民江