書籍詳細:利用者が求める民事訴訟の実践

利用者が求める民事訴訟の実践 民事訴訟はどのように評価されているか

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  • 紙の書籍
定価:税込 6,160円(本体価格 5,600円)
在庫なし
発刊年月
2010.08
ISBN
978-4-535-51769-1
判型
A5判
ページ数
336ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

民事裁判の利用者を対象に行った大規模なアンケート調査を基に、訴訟制度とその担い手たる法律家に何が求められているかを検証する。

目次

序章 求められる民事訴訟の実務と理論を知るために(菅原郁夫)



第1部■利用者は何を民事訴訟に求めるのか

第1章 利用者はどのような動機で訴訟を行うのか(高橋 裕)

第2章 利用者はいつ訴訟に至るのか(藤本 亮)

第3章 利用者は訴訟前に何をしたか(勅使川原和彦)

コメント:中村也寸志、川端基彦、長谷部由起子



第2部■利用者は訴訟手続をどのように評価しているのか

第4章 審理への立会いと尋問経験が訴訟過程に与える影響とは(菅原郁夫)

第5章 訴訟をためらう原因は何か(藤田政博)

第6章 和解当事者と判決当事者では、訴訟手続の評価は異なるか(山田 文)

コメント:近藤昌昭、川端基彦、山本和彦



第3部■利用者は裁判官・弁護士をどのようにみているのか

第7章 利用者どのように裁判官を評価しているのか(石田京子)

第8章 当事者はどのような情報をもとに訴訟過程や裁判官を評価しているのか(菅原郁夫)

第9章 利用者はどのように弁護士を評価しているのか(高橋 裕)

第10章 当事者ごと、事件ごとに弁護士評価は変わるのか(石田京子)

コメント:中村也寸志、二宮照興、三木浩一



第4部■利用者の立場と訴訟評価のあり方

第11章 訴訟へのニーズは事件と利用者類型によって異なるのか(木下麻奈子)

第12章 中小法人の裁判評価・弁護士評価はなぜ低いか (佐藤岩夫)

第13章 本人訴訟の当事者からみた民事訴訟とは(藤田政博・今在景子・菅原郁夫)

コメント:中村也寸志、二宮照興、長谷部由起子



第5部■利用者の望む裁判制度とは

第14章 利用者は訴訟の結果をどのように評価するのか(今在景子)

第15章 義務の履行を左右するものは何か(藤本 亮)

第16章 訴訟経験は制度への信頼につながるのか(今在慶一朗)

第17章 当事者からみた使いやすい制度とは(今在慶一朗)

コメント:近藤昌昭、川端基彦、山本和彦