書籍詳細:国公法事件上告審と最高裁判所
シリーズ:法律時報増刊
国公法事件上告審と最高裁判所
- 紙の書籍
定価:税込 3,038円(本体価格 2,762円)
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内容紹介
東京高裁で結論が分かれ、現在最高裁大法廷に係属している2事件。猿払事件大法廷判決が変更されるかどうか注目の中、検討する。
目次
第1部 最高裁判所の現在と課題
1 日本社会の現在と最高裁判所/奥平康弘
2 最高裁判所と刑事司法/木谷 明
3 憲法判断の方法との関連でみた近時の最高裁判決の新動向/高橋和之
4 司法制度改革と最高裁判所――最高裁判所は変わったのか/安原 浩
第2部 座談会/国公法事件上告審と最高裁判所
/石崎和彦・加藤健次・松島 暁・石井逸郎・泉澤 章・大久保史郎
第3部 公務員制度と公務員の権利
1 GHQの官僚制改革と国家公務員法の制定/岡田 彰
2 公務員制度改革と公務員の権利/本多滝夫
3 公務の中立性と公務員の中立性/長岡 徹
4 ILOからみた公務員制度――労働基本権保障をめぐって/中嶋 滋
5 公務員職場の実態と公務員制度の現段階――証言を通して/山瀬徳行
第4部 上告審の基本争点
1 国公法事件と表現の自由/市川正人
2 国家公務員の政治的行為と刑事罰/曽根威彦
3 違憲状態を是正する最高裁判決――国家公務員法102条1項訴訟に関する考察/蟻川恒正
4 猿払判決香城解説の検討――憲法学から/曽我部真裕
5 猿払判決香城解説の検討――刑事法学から/松宮孝明
6 「合理的関連性の基準」の再検討――最近の下級審判決を中心として/渡辺康行
7 抽象的危険犯論――国公法事件を契機に/井上宜裕
8 公務員法における刑事罰と行政罰/浅田和茂
9 国際人権法からの視点/戸田五郎
10 違憲審査の対象と憲法判断の方法――法令違憲・適用違憲論/山本龍彦
11 憲法判例の変更/佐々木雅寿
第5部 資料編
1 猿払事件最高裁大法廷判決
2 堀越事件東京地裁判決
3 堀越事件東京高裁判決
4 世田谷事件東京地裁判決
5 世田谷事件東京高裁判決
1 日本社会の現在と最高裁判所/奥平康弘
2 最高裁判所と刑事司法/木谷 明
3 憲法判断の方法との関連でみた近時の最高裁判決の新動向/高橋和之
4 司法制度改革と最高裁判所――最高裁判所は変わったのか/安原 浩
第2部 座談会/国公法事件上告審と最高裁判所
/石崎和彦・加藤健次・松島 暁・石井逸郎・泉澤 章・大久保史郎
第3部 公務員制度と公務員の権利
1 GHQの官僚制改革と国家公務員法の制定/岡田 彰
2 公務員制度改革と公務員の権利/本多滝夫
3 公務の中立性と公務員の中立性/長岡 徹
4 ILOからみた公務員制度――労働基本権保障をめぐって/中嶋 滋
5 公務員職場の実態と公務員制度の現段階――証言を通して/山瀬徳行
第4部 上告審の基本争点
1 国公法事件と表現の自由/市川正人
2 国家公務員の政治的行為と刑事罰/曽根威彦
3 違憲状態を是正する最高裁判決――国家公務員法102条1項訴訟に関する考察/蟻川恒正
4 猿払判決香城解説の検討――憲法学から/曽我部真裕
5 猿払判決香城解説の検討――刑事法学から/松宮孝明
6 「合理的関連性の基準」の再検討――最近の下級審判決を中心として/渡辺康行
7 抽象的危険犯論――国公法事件を契機に/井上宜裕
8 公務員法における刑事罰と行政罰/浅田和茂
9 国際人権法からの視点/戸田五郎
10 違憲審査の対象と憲法判断の方法――法令違憲・適用違憲論/山本龍彦
11 憲法判例の変更/佐々木雅寿
第5部 資料編
1 猿払事件最高裁大法廷判決
2 堀越事件東京地裁判決
3 堀越事件東京高裁判決
4 世田谷事件東京地裁判決
5 世田谷事件東京高裁判決