書籍詳細:3・11と憲法

3・11と憲法

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,090円(本体価格 1,900円)
在庫なし
発刊年月
2012.03
ISBN
978-4-535-51896-4
判型
A5判
ページ数
240ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

2011.3.11の東日本大震災と福島原発事故。かつて経験のないこれらの問題に、あらためて/あらたに個人の尊重の意味とあるべき指針を語る。

目次

序章 3・11が問いかけたもの――憲法で診る……森 英樹



I 3・11で問われた人権



1 ふくしまから伝えたいこと……武藤類子

2 働く場ではなにが起きたのか……今野順夫

3 一人ひとりの生命権・生存権、財産権は……富田 哲



II 3・11で問われた統治機構



1 なぜ政治は機能しないのか……三浦俊章

2 なぜ国会は対応できていないのか……小澤隆一

3 被災自治体は被災者にどう向きあうべきか……津久井進

4 災害救助は誰が行うのか――消防・自衛隊・警察・海保……水島朝穂

5 原発政策のゆがんだ歴史から何を学ぶべきか……安斎育郎

6 なぜ原子力行政は電力会社をコントロールできないのか……首藤重幸

7 なぜ司法は原発をとめられなかったのか……井戸謙一



III 3・11で問われた個人と国家のありかた――「人間の復興」に向けて



1 学問はつねに社会的意味を問われている……小出裕章

2 原発問題における学問の自由と知る権利……愛敬浩二

3 「震災有事」と「自治の復興」……白藤博行

4 持続可能な社会への大転換――ドイツの挑戦……楜澤能生



終章 3・11が投げかけた課題――憲法で希む……渡辺 治



資料



  解説 自然災害に対する法制度 大田直史

  解説 原子力行政に関する法制度 下山憲治

  日本の災害地震年表

書評掲載案内

■2012年3月13日付『東奥日報』

■2012年3月18日付『赤旗』

■2012年4月22日付『赤旗』

■2012年5月21日付『全国商工新聞』