書籍詳細:内部的メディアの自由

内部的メディアの自由 研究者・石川明の遺産とその継承

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,620円(本体価格 4,200円)
在庫なし
発刊年月
2013.08
ISBN
978-4-535-51915-2
判型
A5判
ページ数
332ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

NHK-ETV2001番組改変問題で露呈したようにメディアの内部的自由は危機的だ。故・石川教授の先駆的業績に依拠し、その打開の途を提起。

目次

■第1部 石川明先生の「内部的メディアの自由」研究



第1章 編集綱領運動と内部的放送の自由(1972年)

第2章 コミュニケーション政策の形成と研究者(1977年)

第3章 放送の公共性と放送の自由(1988年)

第4章 ドイツにおける「内部的プレスの自由」(2000年)

第5章 市民社会とメディア企業(2000年)



解題・石川明先生の「内部的メディアの自由」論……西土彰一郎



■第2部 「内部的メディアの自由」研究の諸相

      ──法学的観察/社会学的観察



第1章 「プレスの内部的自由」の研究回顧と期待……石村善治

第2章 規律任務としての放送の独立性……W・ホフマン=リーム

第3章 「内部的メディアの自由」の可能性……西土彰一郎

第4章 ドイツの公共放送における内部的自由……鈴木秀美

第5章 フランスにおけるジャーナリストの精神的自由……大石泰彦

第6章 イギリスの新聞メディアにおける

    「行動規範」とジャーナリストの保護……後藤 登

第7章 ドイツにおける「内部的プレスの自由」、

    コミュニケーション政治、そして公共圏

    概念の拡張……G・コッパー

第8章「内部的メディアの自由」の社会学的検討……花田達朗