書籍詳細:自然災害と被災者支援
自然災害と被災者支援
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定価:税込 3,850円(本体価格 3,500円)
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内容紹介
災害時における被災者支援、地域における事前の備えのあり方について法学者の視点から解説。2013年災対法・災害救助法改正に対応。2014年6月・日本公共政策学会著作賞受賞。
目次
はじめに――本書の目的ならびに構成
第1編 被災者支援の法制度
第1章 災害救助法
1 制度概観
2 東日本大震災における運用
3 福祉避難所
4 災害前の体制整備――自治体が準備しておくべきこと
5 災害対策基本法の改正と災害救助法の改正
第2章 被災者生活再建支援法
1 運用の歴史
2 現行支援法の目的・性格
3 発動要件 適用世帯
4 発動要件・適用世帯をめぐる問題
5 支援内容
6 今後の課題
第3章 災害弔慰金等法
1 趣旨
2 制度概観
3 今後の課題
第4章 自治体の独自施策
1 自治体の独自施策
2 東日本大震災における独自施策
第5章 地震保険・共済制度
1 現行の制度概観
2 地震保険強制化の可能性
第6章 その他の制度
1 罹災証明書の発行――建物被害認定
2 生活保護法
3 義援金
4 復興基金・復興交付金
5 その他の被災者支援制度
6 原発事故
第7章 被災者支援における権利保障の仕組み
1 着眼点
2 罹災証明―建物被害認定調査
3 被災者生活再建支援法
4 生活保護法
5 災害弔慰金等法―災害関連死の調査
6 自治体の独自施策
7 災害救助法
8 むすび
第2編 自然災害と個人情報
第1章 災害時要援護者の避難支援
1 災害時要援護者
2 要支援者避難支援のプロセス
3 要支援者情報の収集・共有の三方式
4 市町村による収集・共有の手法――同意をめぐる論点
5 市町村による収集・共有の手法――同意によらない個人情報の活用
6 地域における個人情報保護
第2章 支援団体への情報提供
1 東日本大震災における具体的事例
2 支援団体から見た要援護者の個人情報保護
3 立法的解決についての吟味
4 情報提供促進に向けての提案
5 今後の課題
第3章 被災者台帳システム
1 経緯と概要
2 岩手県の被災者台帳システム
3 その他の被災者台帳システム
4 政策法務上の課題
5 被災者台帳と2013年災対法改正等
6 災害前からの台帳システム構築の必要性
第3編 自然災害と学校・教育
第1章 学校における防災のあり方
1 これまでの経緯
2 学校と防災に関する法令
3 学校における安全確保
4 防災施設としての機能確保
5 学校と地域との関係
6 災害後の学校・教員
7 今後の課題
第2章 防災教育のあり方
1 防災教育の意義
2 防災教育の法制度上の位置づけ
(1)災害対策基本法 (2)その他の法律 (3)学習指導要領等における防災教育
3 法知識を得ないことによるデメリット
4 災害に関する法知識の実態
5 なぜ、法知識が普及しないのか?
6 法知識を獲得する意義と内容
7 新たな防災教育に向けての課題
8 「防災教育」と「法教育」との融合に向けて
第4編 被災者支援の提言に向けた法知識
第1章 災害法制概説
1 災害法制の特徴
2 災害法制史概観
3 東日本大震災以降の災害対策基本法の見直し
4 防災行政と法令
5 防災行政の手法と活動様式
第2章 自然災害と憲法
1 国家と自然災害――基本権保護義務
2 社会国家原理・公平性原則
3 自己決定・個人の尊重
4 私有財産制・個人補償否定論
5 国際的な基本原則・比較法
6 災対法による基本理念の明確化
第3章 被災者支援法システムの設計
1 本章の意義
2 リスク分担の問題 国・自治体―共同体―個人の関係
3 被災者支援法制度間の関係――各制度の守備範囲の整理
4 被災者支援の対象
5 被災者支援 給付・サービスの支給要件
6 被災者支援の手段
7 被災者支援のタイミング・期間
8 総合的な生活再建支援制度に向けて
9 法システムの方向性
第1編 被災者支援の法制度
第1章 災害救助法
1 制度概観
2 東日本大震災における運用
3 福祉避難所
4 災害前の体制整備――自治体が準備しておくべきこと
5 災害対策基本法の改正と災害救助法の改正
第2章 被災者生活再建支援法
1 運用の歴史
2 現行支援法の目的・性格
3 発動要件 適用世帯
4 発動要件・適用世帯をめぐる問題
5 支援内容
6 今後の課題
第3章 災害弔慰金等法
1 趣旨
2 制度概観
3 今後の課題
第4章 自治体の独自施策
1 自治体の独自施策
2 東日本大震災における独自施策
第5章 地震保険・共済制度
1 現行の制度概観
2 地震保険強制化の可能性
第6章 その他の制度
1 罹災証明書の発行――建物被害認定
2 生活保護法
3 義援金
4 復興基金・復興交付金
5 その他の被災者支援制度
6 原発事故
第7章 被災者支援における権利保障の仕組み
1 着眼点
2 罹災証明―建物被害認定調査
3 被災者生活再建支援法
4 生活保護法
5 災害弔慰金等法―災害関連死の調査
6 自治体の独自施策
7 災害救助法
8 むすび
第2編 自然災害と個人情報
第1章 災害時要援護者の避難支援
1 災害時要援護者
2 要支援者避難支援のプロセス
3 要支援者情報の収集・共有の三方式
4 市町村による収集・共有の手法――同意をめぐる論点
5 市町村による収集・共有の手法――同意によらない個人情報の活用
6 地域における個人情報保護
第2章 支援団体への情報提供
1 東日本大震災における具体的事例
2 支援団体から見た要援護者の個人情報保護
3 立法的解決についての吟味
4 情報提供促進に向けての提案
5 今後の課題
第3章 被災者台帳システム
1 経緯と概要
2 岩手県の被災者台帳システム
3 その他の被災者台帳システム
4 政策法務上の課題
5 被災者台帳と2013年災対法改正等
6 災害前からの台帳システム構築の必要性
第3編 自然災害と学校・教育
第1章 学校における防災のあり方
1 これまでの経緯
2 学校と防災に関する法令
3 学校における安全確保
4 防災施設としての機能確保
5 学校と地域との関係
6 災害後の学校・教員
7 今後の課題
第2章 防災教育のあり方
1 防災教育の意義
2 防災教育の法制度上の位置づけ
(1)災害対策基本法 (2)その他の法律 (3)学習指導要領等における防災教育
3 法知識を得ないことによるデメリット
4 災害に関する法知識の実態
5 なぜ、法知識が普及しないのか?
6 法知識を獲得する意義と内容
7 新たな防災教育に向けての課題
8 「防災教育」と「法教育」との融合に向けて
第4編 被災者支援の提言に向けた法知識
第1章 災害法制概説
1 災害法制の特徴
2 災害法制史概観
3 東日本大震災以降の災害対策基本法の見直し
4 防災行政と法令
5 防災行政の手法と活動様式
第2章 自然災害と憲法
1 国家と自然災害――基本権保護義務
2 社会国家原理・公平性原則
3 自己決定・個人の尊重
4 私有財産制・個人補償否定論
5 国際的な基本原則・比較法
6 災対法による基本理念の明確化
第3章 被災者支援法システムの設計
1 本章の意義
2 リスク分担の問題 国・自治体―共同体―個人の関係
3 被災者支援法制度間の関係――各制度の守備範囲の整理
4 被災者支援の対象
5 被災者支援 給付・サービスの支給要件
6 被災者支援の手段
7 被災者支援のタイミング・期間
8 総合的な生活再建支援制度に向けて
9 法システムの方向性