雑誌詳細:こころの科学 2025年3月号
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偶数月17日発売
- [特別企画]
- みんなで考えた統合失調症の未来
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
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在庫あり
- 発刊年月
- 2025.02
- ISBN
- 978-4-535-14140-7
- 雑誌コード
- 63957
- 判型
- B5判
- ページ数
- 168ページ
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内容紹介
統合失調症をめぐる四つの問いに、当事者・家族・支援者・医師それぞれの立場で向き合い、リカバリーと共同創造のヒントを探る。
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■特別企画 みんなで考えた統合失調症の未来
《創刊40周年記念増大号》
福田正人(群馬大学名誉教授)
青木省三(慈圭会精神医学研究所・所長)
宮岡 等(北里大学名誉教授)
吉川 徹(尾張福祉相談センター・児童専門監)=編
_________________________________
●統合失調症は、どういう体験ですか?
いち統合失調症者の内的体験——テレパシー状態と読み書き
……山崎将展
統合失調症がもたらした苦しみと恵み、そして願い……島本禎子
「統合失調症患者を看る」のではなく、
「その人の人生をみつめる」ということ
——若くして統合失調症を発症した方とのかかわりから……塩澤拓亮
統合失調症を体験することの三つの側面……村井俊哉
[コラム]親の統合失調症のことを子どもと話すとき
——おもに医療者の視点から……プルスアルハ
●統合失調症は、どのように始まりますか?
専門家だけによる「成因」の究明から、
共同創造に基づく「どのように始まりますか?」の理解へ
……笠井清登
「統合失調症になる」ことについて……堀合悠一郎
家族の立場から考える……岡田久実子
“自分はどうなってしまうのか”に寄りそう……岡田隆志
[コラム]統合失調症とトラウマ……鷲田健二
●統合失調症に、本当に役立つ支援とは?
「役立つ」の意味と共同から考える、「本当に役立つ支援」
……山口創生
守られることと自由になること……川村有紀
支え支えられ共に生きていく……小野寺梨紗
会話のやりとり……森川すいめい
[コラム]生活臨床の現代的意義……伊勢田堯・小川一夫・長谷川憲一
●25年後の「統合失調症」への期待
統合失調症をめぐるアウトカムはどのように変わるのか
……山田悠平
25年後には、ルサンチマンは消えているだろうか?
……夏苅郁子
障害の社会モデル・人権モデルの精神保健医療福祉への
実装に向けて……熊倉陽介
25年後の統合失調症って?……田尾有樹子
[コラム]中井久夫と考える患者……森越まや
_________________________________
■追悼
岡崎祐士先生を偲ぶ
——独創と信念と繊細を秘めたゆるキャラ精神科医……福田正人
■視点
学生の自殺を防ぐ大学の実践とこれからの挑戦……高橋あすみ
「選択」と「やむをえず」のあいだ
——子どもを持たない人の「次世代育成」性……貴戸理恵
社会保障にできること、できないこと
——急に働けなくなった事例をもとに……横山北斗
■対談
ニューロダイバーシティとどう向き合う?
——子どもの精神科から見えるもの……内山登紀夫・吉川 徹
■連載
性暴力とわたしたち——未来を生きるレジリエンス(7)
PTSDの専門的な治療法……新井陽子
みえているけど“気づかないこと”——ナラティヴの向こう側(10)
我慢の「リミッター」はどこに……山本智子
混沌の中で、「私」を結ぶ
——自閉スペクトラム症と精神病理学(2)
関係としての痛み……清水光恵
ケアを支える言葉と対話——こころを診る、そのまえに(8)
耳を傾けるということ……大石 智
こころとキャリアの羅針盤——働く人と職場を支える(11)
相談利用を促すプロモーション活動……松本桂樹
****************************************
■ほんとの対話
和田香織、杉原保史、井出智博他 編
『心理支援における社会正義アプローチ』……伊藤絵美
山口貴史『サイコセラピーを独学する』……岡野憲一郎
松井剛太、松本博雄 編著
『子どもの声からはじまる保育アセスメント』
……赤木和重
森田達也、明智龍男
『死を前にしたひとのこころを読み解く 緩和ケア÷精神医学』
……新城拓也
■こころの現場から
不断の努力(弁護士事務所)……青木志帆
生活保護=車はダメ?(福祉事務所)……高野正秀
■235〜240号・総目次
■伝言板
■特別企画 みんなで考えた統合失調症の未来
《創刊40周年記念増大号》
福田正人(群馬大学名誉教授)
青木省三(慈圭会精神医学研究所・所長)
宮岡 等(北里大学名誉教授)
吉川 徹(尾張福祉相談センター・児童専門監)=編
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●統合失調症は、どういう体験ですか?
いち統合失調症者の内的体験——テレパシー状態と読み書き
……山崎将展
統合失調症がもたらした苦しみと恵み、そして願い……島本禎子
「統合失調症患者を看る」のではなく、
「その人の人生をみつめる」ということ
——若くして統合失調症を発症した方とのかかわりから……塩澤拓亮
統合失調症を体験することの三つの側面……村井俊哉
[コラム]親の統合失調症のことを子どもと話すとき
——おもに医療者の視点から……プルスアルハ
●統合失調症は、どのように始まりますか?
専門家だけによる「成因」の究明から、
共同創造に基づく「どのように始まりますか?」の理解へ
……笠井清登
「統合失調症になる」ことについて……堀合悠一郎
家族の立場から考える……岡田久実子
“自分はどうなってしまうのか”に寄りそう……岡田隆志
[コラム]統合失調症とトラウマ……鷲田健二
●統合失調症に、本当に役立つ支援とは?
「役立つ」の意味と共同から考える、「本当に役立つ支援」
……山口創生
守られることと自由になること……川村有紀
支え支えられ共に生きていく……小野寺梨紗
会話のやりとり……森川すいめい
[コラム]生活臨床の現代的意義……伊勢田堯・小川一夫・長谷川憲一
●25年後の「統合失調症」への期待
統合失調症をめぐるアウトカムはどのように変わるのか
……山田悠平
25年後には、ルサンチマンは消えているだろうか?
……夏苅郁子
障害の社会モデル・人権モデルの精神保健医療福祉への
実装に向けて……熊倉陽介
25年後の統合失調症って?……田尾有樹子
[コラム]中井久夫と考える患者……森越まや
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■追悼
岡崎祐士先生を偲ぶ
——独創と信念と繊細を秘めたゆるキャラ精神科医……福田正人
■視点
学生の自殺を防ぐ大学の実践とこれからの挑戦……高橋あすみ
「選択」と「やむをえず」のあいだ
——子どもを持たない人の「次世代育成」性……貴戸理恵
社会保障にできること、できないこと
——急に働けなくなった事例をもとに……横山北斗
■対談
ニューロダイバーシティとどう向き合う?
——子どもの精神科から見えるもの……内山登紀夫・吉川 徹
■連載
性暴力とわたしたち——未来を生きるレジリエンス(7)
PTSDの専門的な治療法……新井陽子
みえているけど“気づかないこと”——ナラティヴの向こう側(10)
我慢の「リミッター」はどこに……山本智子
混沌の中で、「私」を結ぶ
——自閉スペクトラム症と精神病理学(2)
関係としての痛み……清水光恵
ケアを支える言葉と対話——こころを診る、そのまえに(8)
耳を傾けるということ……大石 智
こころとキャリアの羅針盤——働く人と職場を支える(11)
相談利用を促すプロモーション活動……松本桂樹
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■ほんとの対話
和田香織、杉原保史、井出智博他 編
『心理支援における社会正義アプローチ』……伊藤絵美
山口貴史『サイコセラピーを独学する』……岡野憲一郎
松井剛太、松本博雄 編著
『子どもの声からはじまる保育アセスメント』
……赤木和重
森田達也、明智龍男
『死を前にしたひとのこころを読み解く 緩和ケア÷精神医学』
……新城拓也
■こころの現場から
不断の努力(弁護士事務所)……青木志帆
生活保護=車はダメ?(福祉事務所)……高野正秀
■235〜240号・総目次
■伝言板
こころの科学241号(2025年5月号)
特集=子どもと大人 支援のはざま(仮)
「18歳の壁」とも呼ばれてきた、子ども期と成人期の支援の断絶。当事者である子ども・若者の目線を踏まえ、支援の本質を探る。
●2025年4月17日発売予定/予価1,496円