雑誌詳細:こころの科学  2020年9月号

2020年9月号 通巻 213号

  • 紙の書籍
偶数月17日発売
[特別企画]
秘密と嘘
ーーその深層
平島奈津子/編
定価:税込 1,507円(本体価格 1,370円)
在庫あり
発刊年月
2020.08
ISBN
978-4-535-14113-1
雑誌コード
63957
判型
B5判
ページ数
132ページ
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内容紹介

臨床家や支援者を悩ませる「秘密と嘘」。守秘義務や深層心理をめぐる葛藤等について、さまざまな立場から対応や工夫を考える。

巻頭に
「コロナうつ」?………宮岡 等
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特別企画       平島奈津子=編
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秘密と嘘——その深層

▼秘密と嘘の人類学・心理学
秘密とコロナ……磯野真穂・市川 衛
子どもの心理臨床における秘密と嘘
  ——秘密をもてる能力、嘘をつける能力……平井正三
秘密と嘘をめぐる思春期心性——私も知らない「私」の秘密……岩宮恵子

▼医療・福祉現場における秘密と嘘
嘘がつけない患者たち……田中康雄
非配偶者間生殖医療をめぐる秘密と嘘、真実告知……小泉智恵
児童養護施設における秘密と嘘……大塚 斉
家族の暴力における「秘密と嘘」……信田さよ子
依存症をとりまく秘密と嘘をめぐって……引土絵未
認知症臨床における秘密と嘘……大石 智
エビデンスの秘密と嘘……小林由季・中川敦夫
プロフェッショナリズムが揺らぐ時——秘密と嘘をめぐって……宮田靖志

▼精神(心理)療法における秘密と嘘
秘密と嘘、その精神分析的理解
  ——発達、発達からの逸脱、そして精神分析治療における展開
  ……阿比野宏
治療共同体では秘密と嘘をどう理解するか……鈴木純一
催眠療法における秘密と嘘……笠井 仁
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■論説
小1プロブレムをどう捉えるか——幼小接続の可能性………木下光二

■連載
子どもから大人が生まれる時(4) 空想の友だち………森口佑介

メンタライゼーションとは何か(10)
   メンタライゼーションに基づく治療(1)………池田暁史

精神分析と脳科学が出会ったら?(6)
  精神分析とミクログリアとの出会い………加藤隆弘

もう一度カウンセリング入門(5)
  ストーリーとして語りを聴く………国重浩一

そだちとそだての道しるべ(9)
  思春期女子の仲間関係とこころの発達………笠原麻里

■ほんとの対話
齋藤憲司、石垣琢麿、高野 明
『大学生のストレスマネジメント』………福田真也

国重浩一、横山克貴 編著
『ナラティヴ・セラピーのダイアログ』………齋藤暢一朗

サリヴァン『精神病理学私記』………宮地尚子

■こころの現場から
FICEとイスラエルの社会的養育(児童養護施設)………楢原真也
「しょうがないな、いいですよ」(精神科訪問診療)………青木 藍

■伝言板

『こころの科学』214号 (2020年10月17日発売)
予価本体1,270円+税

特集=児童相談所(仮)

虐待対応に追われる児童相談所。子どもを守りつつ家族を支援するという困難な課題をいかに実現していくか。様々な角度から考える。