雑誌詳細:経済セミナー  2006.11

2006.11 通巻 621号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
金利ってなんだ!? 上がると、どうなる!?
定価:税込 985円(本体価格 895円)
在庫なし
発刊年月
2006.10
雑誌コード
03545
判型
B5判
ページ数
124ページ

内容紹介

7月、日銀金融政策決定会合でゼロ金利が解除された。日銀の政策金利の復活は2001年3月以来、約5年4カ月ぶり。いま金利になぜ注目するのか? 金融市場ではどのように金利が決まるか? 経済における金利の機能や役割を考えてゆく。

金利機能はどう「復活」するのか 黒田晁生
金利と物価・為替レート 小峰隆夫
金利と金融政策 宮尾龍蔵
国債金利が意味するもの 富田俊基
短期金利と長期金利 伊藤隆康
金利と日本の株価・米国の株価 林秀毅

ジョン・ドランを偲んで:
Consistent Life Ethics 宇沢弘文

「競争評価」の理論と実践
――通信分野を事例として 今川拓郎

連載

名著再訪・20世紀日本の経済学編(8)
根岸隆 『ケインズ経済学のミクロ理論』 田中直樹

データでみる身近な経済(13)
『イノベーション』と生産性(2)
新技術はいかに普及するのか? 大橋弘

財政再建の選択肢(8)
なぜ危機意識が乏しいのか 矢野康治

歴史から学ぶ現代金融の考え方(8)
国債の価格と金利 吉本佳生

入門:都市と公共部門の経済学(8)
所得再分配 中川雅之

実践のための行動経済学(3)
行動マクロ経済学(2)
金融政策との関わり 多田洋介

バーチャル・ゼミナール
経済学の理論と思考の実習 ミクロ編(2)
千両みかん:
価格評価と落語の落ち 山崎昭

マクロ経済学入門(8)
景気循環のメカニズム 細野薫

新・公共選択理論(8)
年金の政治経済学 小西秀樹

ケースで学ぼう 法と経済学(8)
価格戦略は「反競争」的か
――独占禁止法の経済分析 福井秀夫

書評

評者/村本孜
益田安良―著    『中小企業金融のマクロ経済分析』

評者/加藤久和
リチャード・A. ポズナー、ゲーリー・S. ベッカー―著
『ベッカー教授、ポズナー判事のブログで学ぶ経済学』

新刊書紹介

ECONの風景
「資源配分」と羽田の新滑走路 伊藤元重

ECONO FORUM