雑誌詳細:精神科診断学  第13巻2号

第13巻2号 通巻 50号

  • 紙の書籍
3、6、9、12月15日発売
[特集1]
臨床検査による精神科診断はどこまで可能となったか?
定価:税込 2,937円(本体価格 2,670円)
在庫なし
発刊年月
2002.06
雑誌コード
0915
判型
B5判
ページ数
131ページ

内容紹介

従来の精神疾患についての生物学的研究は、「個別の症例についての判断」にはあまり注目してこなかった。そろそろ、これまでの生物学的研究から得られた成果を臨床診療へ還元することを検討すべき時期に来ている。

発刊主旨



特集 臨床検査による精神科診断はどこまで可能となったか

    編集=福田正人・岡崎祐士



 遺伝医学と診断──精神科臨床への分子遺伝学の応用 糸川昌成・他

 生化学的マーカーと精神疾患 秋山一文・他

 感情障害における神経内分泌学的検査法

    ──視床下部─下垂体─副腎皮質系(HPA系)機能評価について 井田逸朗

 形態画像 川崎康弘・他  機能画像 大久保善朗・他

 神経生理学 森 健之・他

 精神生理学 小島卓也

 精神疾患診断における自律神経機能検査の有用性 井上雄一・他

 神経心理学検査 鹿島晴雄

 睡眠傷害 山田尚登・他

 薬理遺伝 近藤 毅・他







短報

 長期間不定愁訴として対処されてきた睡眠時無呼吸症候群の一症例

    土屋 智・他



連載

精神科看護診断学 第5回 看護からみた発達段階の診断学 川野雅資



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