雑誌詳細:精神科診断学  第11巻3号

第11巻3号 通巻 43号

  • 紙の書籍
3、6、9、12月15日発売
[特集1]
景気変動と精神疾患
定価:税込 2,937円(本体価格 2,670円)
在庫なし
発刊年月
2000.09
雑誌コード
0915
判型
B5判
ページ数
135ページ

内容紹介

長期間におよぶ景気の低迷による可処分所得の減少、倒産やリストラなどによる失職などの要素が精神健康に悪影響を及ぼしている。これまでの精神科診断では、考慮されることが少なかった、こうした新しい要因の解明を試みる。

発刊主旨



特集 景気変動と精神医学



 経済不況と精神保健  菅原道哉・他

 景気変動とうつ病  大森健一

 景気変動と虚血性心疾患  山崎 新・他

 景気変動とアルコール症  廣 尚典・他

 景気変動と自殺  高橋祥友

 景気変動と女性労働者  加茂登志子



原著

GHQ‐12についての検討

 ─国際共同研究「一般診療科における精神医学的問題

  Psychological Problems inGeneral Health Care」の結果より─  吉武和康



連載   心理アセスメントは精神病理学と心理療法にどう役立つか?

     ─認知理論の最近の動向─

  第8回 妄想の認知理論とアセスメント  丹野義彦



連載 第10回

法廷のなかの精神疾患(10)

  刑事司法(2)責任無能力の抗弁

    ─アメリカの経験─  横藤田 誠



特集 不安の医学─社会恐怖



 なぜ人はヒトを怖がるのか  生和秀敏

 社会恐怖とは何か  笠原敏彦

 社会恐怖の薬物療法  貝谷久宜

 私の対人恐怖体験  山本良信



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