雑誌詳細:精神科診断学  第10巻3号

第10巻3号 通巻 39号

  • 紙の書籍
3、6、9、12月15日発売
[特集1]
非定型精神病の今日的意義
定価:税込 2,937円(本体価格 2,670円)
在庫なし
発刊年月
1999.09
雑誌コード
0915
判型
B5判
ページ数
99ページ

内容紹介

非定型精神病と呼ばれる臨床型は、こんにちでは非常にありふれたものになっている.しかし、クレペリンの早発性痴呆と躁うつ病に収まらない類型として恣意的に分類されてきた.日本に導入されてから40年の研究史を辿りつつ、討論形式で浮き彫りにし、将来を展望する。

発刊主旨



特集 非定型精神病の今日的意義



 [座談会]

  鳩谷 龍+臺 弘+岡崎祐士・他



原著

 精神疾患に対する否定的態度

    ─情報と偏見に関する基礎的研究─  蓮井千恵子・他

 終末期癌患者の実存的苦痛に関するpilot study  森田達也・他

 Interpersonal Sensitivity Measure(IPSM)日本語版の作成

    ─信頼性と妥当性の検討─  桑原秀樹・他



連載   心理アセスメントは精神病理学と心理療法にどう役立つか?

    ─認知理論の最近の動向

  第4回 Beck理論への批判と抑うつ研究の展開  丹野義彦



連載 第6回

 法廷のなかの精神疾患(6)家族と精神疾患

   ─アメリカの経験─  横藤田 誠



投稿規定