雑誌詳細:精神科診断学  第9巻2号

第9巻2号 通巻 34号

  • 紙の書籍
3、6、9、12月15日発売
[特集1]
児童期・思春期の不適応現象の評価
定価:税込 2,937円(本体価格 2,670円)
在庫なし
発刊年月
1998.06
雑誌コード
0915
判型
B5判
ページ数
167ページ

内容紹介

子どもたちのさまざまな不適応現象(触法行為、不登校、自殺、拒食など)の実態把握・発生メカニズムの解明・有効な介入・予防のために、精神医学や小児科学、教育学、臨床心理学、発達心理学等の関連諸領域間で概念や評価尺度を共有する必要がある。

発刊主旨



印象に残った症例:その診断と治療

 第24回 虐待を受けていた高機能広汎性発達障害の2症例/ 下山修司



特集

児童期・思春期の不適応現象の評価



児童期・思春期の不適応現象と精神病理(総説) 本城秀次

登校拒否の診断について  猪子香代

学習困難  宇野 彰・他

不適応現象の実際とその評価 ─児童期の抑うつ─  辻井正次・他

児童期・思春期における摂食障害(食行動上の不適応)  向井隆代

非行:少年鑑別所から  関根 剛

薬物乱用:教護院全国調査から  阿部惠一郎

児童期・思春期の問題行動の評価

 ─Child Behavior Checklist(CBCL)日本版による診断と評価─  戸ヶ崎泰子・他

児童・思春期における精神科診断のための構造化面接  菅原ますみ



原著

Parental Bonding Instrument(PBI)によって

  測定された両親の養育行動の因子構造  成田智拓・他



連載 第2回

  法廷のなかの精神疾患(2) ─アメリカの経験─ 横藤田 誠



連載 第5回

  初学者のための精神症状学入門(5) 北村俊則



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