雑誌詳細:精神科診断学  第6巻2号

第6巻2号 通巻 22号

  • 紙の書籍
3、6、9、12月15日発売
[特集1]
精神現象の正常と異常
定価:税込 2,937円(本体価格 2,670円)
在庫なし
発刊年月
1995.06
雑誌コード
0915
判型
B5判
ページ数
129ページ

内容紹介

精神科領域における診断方法の多くは、身体的に確認できる病態を有せず、患者本人の訴えや外的観察による情報のみに依拠している。本特集では、精神現象そのものの正常・異常の規定を主題とし、これまで比較的避けて通ってきた根源的問題への接近を試みる。

発刊主旨



印象に残った症例:その診断と治療

 第16回 ある精神分裂病の老人/ 辰沼利彦



特集 精神現象の正常と異常



 精神現象の正常と異常  山下 格

 抑うつと不安における正常と異常  坂本真士

 人格における正常と異常 ─人格傾向と人格障害─  佐藤哲哉

 精神疾患単位としての同性愛:歴史的展望  稲葉雅紀・他

 物質使用の正常と異常  吉野相英・他

 治療拒否における正常と異常  北村俊則・他



原著

ドイツにおける人格障害研究の新たな進歩  S.Herpertz・他



総説

BPRS改訂版、下位尺度、信頼性と妥当性  住山孝寛・他



[連載]

精神科医のための統計学:臨床論文を読むために

 第5回 生命表分析  水野正一



現代の古典(22)  古川壽亮

 Paul E.Meehl(1954)

 Clinical versus Statistical Prediction

  :A Theoretical Analysis and a Review of the Evidence.

 University of Minnesota Press:Minneapolis



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