雑誌詳細:精神科診断学  第3巻3号

第3巻3号 通巻 11号

  • 紙の書籍
3、6、9、12月15日発売
[特集1]
精神保健法と精神科診断学
定価:税込 2,937円(本体価格 2,670円)
在庫なし
発刊年月
1992.09
雑誌コード
0915
判型
B5判
ページ数
127ページ

内容紹介

現行の精神保健法の中には、精神障害の定義(第3条)以外にも、疾病の診断、症状や重症度の評価、社会機能の判定、経過の予想などの臨床的判断が要求される箇所が少なくない。本特集は、1992年当時見直されていた同法の学問的基礎の提起を試みた。

発刊主旨



特集 精神保健法と精神科診断学



 [座談会]精神保健法における精神障害の定義  笠原 嘉・他

 精神保健法における入院治療と精神障害の診断  加藤伸勝

 自傷と自殺の予知診断  小野 泉・他

 他害と暴力行為の診断学  宮里勝政

 社会機能と社会復帰の診断学

     ─評価の対象領域と評価尺度に必要とされる条件  大島 巌



原著

 ICD-10(草案)診断と従来診断の対比について

     ─全国精神科医療機関における実地試行の結果から  藤縄 昭・他



誌上討論

 「注意障害と強迫、妄想を呈した一例について」に対する討論への回答  金 吉晴



資料

 陽性症状評価尺度(SAPS)  Nancy C.Andereasen



現代の古典11)  北村俊則

 Robert L.Spitzer et al.(1979)

 Crossing the border into borderline personality and borderline schizophrenia:

 the development of criteria



用語解説

 機能性精神障害と器質性精神障害  西丸四方

  ConfusionとAmentia  鳩谷 龍



アメリカ便り

ロックハート・シンポジウム 染矢俊幸



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