雑誌詳細:法学セミナー 2005.7
- 紙の書籍
毎月12日発売
- [特集1]
- [▼法学部生へのメッセージ] ――司法制度改革関連法を理解する
定価:税込 1,026円(本体価格 933円)
- 発刊年月
- 2005.06
- 雑誌コード
- 08069
- 判型
- B5判
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内容紹介
司法制度改革の具体化である各種立法で、裁判手続がどう変わり、そこにどのようなグランド
デザインが描かれようとしているのか。そのことに法学部生や法科大学院生はなぜ関心を持た
なくてはならないのか、どう勉強すればいいのかを考える。
[▼法学部生へのメッセージ]
「個人の尊厳を保障し、人権を擁護する社会の実現」を求めて………
新潟大学 内藤俊彦
[▼法科大学院探訪]
獨協大学法科大学院――クリニックで具体化する地域密着型法曹養成
右崎正博教授、花本広志教授、野村武司教授、柳重雄教授に聞く
[特集]
新しい訴訟手続の創造的学習
――司法制度改革関連法を理解する
裁判迅速化法で民事裁判はどのように変わるか 山本和彦
ADR法で民事紛争処理システムはどう変わるのか 中村芳彦
刑訴法一部改正(迅速充実)で刑事訴訟手続はどう変わるのか 萩原 猛
裁判員法で刑事訴訟手続と法科大学院教育はどう変わるのか 四宮 啓
行政事件訴訟法改正で行政事件手続はどう変わるのか 越智敏裕
労働審判法で労働事件手続はどう変わるのか 大川真郎
知的財産関係二法で知的財産訴訟手続はどう変わるのか 末吉 亙
司法制度改革の成果と残された課題 和田仁孝
[法科大学院考]
(18)法科大学院と法学部のゆくえ
山田卓生
[21世紀の法学部]
(4)バーチャル体験 法学部ルーキー養成講座
第3章=常識を覆そう――「刑事法入門」における試み
平井佐和子
[ロー・ジャーナル]
名張事件・再審開始決定を考える
――名古屋高裁2005年4月5日決定の意義 川崎英明
少年法改正の背景と問題点 葛野尋之
憲法施行58周年記念「市民のつどい」
――戦後60年に問う平和と憲法(愛知憲法会議:5月3日) 森 英樹
全国憲法研究会憲法記念講演会(全国憲法研究会:5月3日) 宮下 紘
刑務所の風景(7)累犯刑務所の主役――暴力団受刑者の諸相 浜井浩一
[ロー・クラス]
リーガルクリニック情報公開――秘密との闘い、法を武器として(7)
環境破壊の情報公開を求めつづけるジャーナリスト
――ケン・ウォード・ジュニア
ローレンス・レペタ
判例にみる憲法実体論(4)平等保障と平等審査の方法 井上典之
民法総則講義〔第2部 本論〕(26)第5章=法律行為(2)
――法律行為の効力発生時期・解釈 河上正二
クロススタディー物権法(4)
物権変動の時期 田高寛貴
First Lessons in債権総論(22)債権譲渡・弁済者代位(4) 椿 寿夫
家族法の歩き方(4)縁の切れ目が金の切れ目 本山 敦
刑法総論で考える(4)
行為主体の属性と犯罪の成否
伊東研祐
ロースクール民事訴訟法(26)民事訴訟と関係者の心理 小林秀之
法律学のフロンティア(7)公務員制度改革とキャリアシステム 荒井達夫
[最新判例演習室]
憲法■国籍法3条1項と憲法14条1項 近藤 敦
――東京地判2005・4・13
行政法■「公権力の行使」は主権(統治権)の行使と同義か 岡田正則
――最大判2005・1・26
民法■所有者より占有権原の設定を受けた占有者に対する抵当権者の明渡請求 丸山絵美子
――最一小判平17・3・10
刑法■明石歩道橋事故第一審判決 松宮孝明
――神戸地判平16・12・17
商法■業績悪化による株式の無価値化と取締役の対株主責任 鳥山恭一
――東京高判2005・1・18
民事訴訟法■再抗告の申立て期間 和田吉弘
――最三小決平16・9・17
刑事訴訟法■接見施設がないことを理由とする接見拒否の可否と検察官の接見配慮義務 渕野貴生
――最三小判平17・4・19
労働法■二重組合所属の合意と脱退の許否 道幸哲也
――東京高判平16・7・15
[ライブラリー]
新刊ガイド
書評■「生活安全条例」研究会・編『生活安全条例とは何か
――監視社会の先にあるもの』 小田中聰樹
書評■林紘一郎・著『情報メディア法』 堀部政男
[ロー・フォーラム]
裁判と争点/立法の話題/最新立法インフォメーション
司法改革ウォッチング
――「併存実施期間中の新旧司法試験合格者数について」から見えるもの
三澤英嗣
法科大学院生レポート/司法修習生/弁護士事件ファイル/司法書士の生活と意見
[JPLS]Research■裁判員制度についての法律家の意見
白木達也
判事補メモ/THE 検察官 LIFE
研究する女/アシタデイイヤ!
第55回“社会を明るくする運動”――まじめの一歩
新潟大学法務省保護局更生保護振興課