雑誌詳細:法学セミナー 2005.9
- 紙の書籍
毎月12日発売
- [特集1]
- 訴訟法「概念の理解と活用」
定価:税込 1,026円(本体価格 933円)
- 発刊年月
- 2005.08
- 雑誌コード
- 08069
- 判型
- B5判
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内容紹介
両訴訟法の概念を掴み、活用をトレーニング。入門からステップアップに導く特集。民訴は、「当事者・裁判所」「訴え・訴訟上の請求」「訴訟審理」「訴訟終了・不服申立て」刑訴は、「捜査」「公訴」「公判」「裁判」「上訴・再審」を扱う。
[▼法学部生へのメッセージ]
「法化社会」における法学部教育――東京経済大学現代法学部
島田和夫
[▼法科大学院探訪]
一橋大学法科大学院――構想力ある専門人を育成する
後藤昭教授・高橋滋教授・松本恒雄教授に聞く
[特集]
訴訟法「概念の理解と活用」
【民事訴訟編】
民事訴訟法を学ぶ 笠井正俊
当事者・裁判所 下村眞美
訴え・訴訟上の請求 酒井 一
訴訟の審理 飯村佳夫
訴訟終了・不服申立て 越山和広
【刑事訴訟編】
刑事訴訟法を学ぶ 水谷規男
捜査 梅田 豊
公訴 新屋達之
公判 田淵浩二
裁判 渕野貴生
上訴と再審 指宿 信
[法科大学院考]
(20)法科大学院における臨床教育――早稲田の挑戦
[第2回]民事クリニック
小島延夫・大塚麻衣子・野口佳香・三浦由加利
(21)新司法試験論文式答案の評価のあり方
――科目別シンポジウムでの議論の紹介
塚原英治・三澤英嗣・笠井 治
[21世紀の法学部]
(6)バーチャル体験 法学部ルーキー養成講座
第5章=ディベートを採り入れた基礎演習の実際
横尾 亘
[ロー・ジャーナル]
法務省・入管収容所での人権侵害
――医師による実態報告
山村淳平
先端医療技術に対する公的規制のあり方
――フランス生命倫理法2004年改正に学ぶ
ぬで島次郎・光石忠敬・栗原千絵子
刑務所の風景(8)受刑者の人事管理
――分類の仕事その1
浜井浩一
[ロー・クラス]
リーガルクリニック情報公開――秘密との闘い、法を武器として(10)
大統領文書の公開を求める元ニクソン代理人弁護士
――スコット・ネルソン
ローレンス・レペタ
判例にみる憲法実体論(6)衆議院定数訴訟と投票価値の平等
井上典之
民法総則講義〔第2部 本論〕(28)
第5章=法律行為(4)――約款・附合契約
河上正二
クロススタディー物権法(6)
背信的悪意者排除論
田高寛貴
家族法の歩き方(6)離婚遺伝子
本山 敦
刑法総論で考える(6)
構成要件要素としての故意 ――その1:故意の内実
伊東研祐
ロースクール民事訴訟法(28)判決効の主観的範囲と共同訴訟
小林秀之
[最新判例演習室]
憲法■立川反戦ビラ入れ事件と政治的言論の自由 近藤 敦
――東京地判2004・12・16
行政法■省令改正権限等の不行使と国家賠償責任 下山憲治
――最三小判2004・4・27
民法■逸失利益の算定における中間利息の控除割合 丸山絵美子
――最三小判平17・6・14
刑法■児童買春周旋罪の成立が否定された事例 豊田兼彦
――東京高判平15・5・19
商法■役員報酬の支払いを事後に認める株主総会決議の効力 鳥山恭一
――最三小判2005・2・15
民事訴訟法■医療法人についての社員総会決議不存在確認の訴え 和田吉弘
――最二小判平16・12・24
刑事訴訟法■執行猶予取消請求事件につき在監者のした特別抗告申立と刑訴法366条1項 正木祐史
――最二小決平16・10・8
労働法■不当労働行為と会員代表訴訟 小宮文人
――札幌高判平16・9・29
[ライブラリー]
書評■後藤巻則著『契約法講義』 中田裕康
新刊ガイド
[ロー・フォーラム]
裁判と争点/立法の話題/最新立法インフォメーション
司法改革ウォッチング
――日弁連による新司法試験関連シンポジウムを振り返る
石井邦尚
法科大学院生レポート/司法修習生/弁護士事件ファイル/司法書士の生活と意見
[JPLS]Research■法科大学院受験校選びの基準
白木達也
判事補メモ/THE 検察官 LIFE
研究する女/アシタデイイヤ!