雑誌詳細:法学セミナー 2004.4
- 紙の書籍
毎月12日発売
- [特集1]
- 法律を学ぶことの意味
- [特集2]
- リーガル・リサーチ練習帖――リーガル・スキルシリーズ3
定価:税込 985円(本体価格 895円)
- 発刊年月
- 2004.03
- 雑誌コード
- 08069
- 判型
- B5判
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内容紹介
法化社会においてどのような法律家が求められているのだろうか。
法律を学ぶことの意味を、あらためて考えてみよう。
[▼法学部生へのメッセージ]
法科大学院時代の法学部生へ――北海道大学 吉田克己
[▼法科大学院探訪]
中央大学法科大学院――タフな法曹しか、つくらない 大村雅彦教授に聞く
[▼里程標 milestones――自由と尊厳を求めて]
(16)マイノリティーへの意識から人身売買問題へ――大津恵子さん 斎藤貴男
[特集1]
法律を学ぶことの意味
法化社会においてどのような法律家が求められているのだろうか。
法律を学ぶことの意味を、あらためて考えてみよう。
第1部=法律的な考え方とは
「起承転結」、「三段論法」、「法の正義」――法的思考の教え方 渡辺 修
第2部=21世紀の日本社会が求める法律家とは
労働問題から司法を見る――「現代社会」が求める法律家とは 奥谷禮子
知的財産の意義と法の役割――「複合型ローヤーへの期待」 淺見節子
「ケータイ社会」が求める法律家とは
――「物語」の回復と対話型社会の再生をめざして 井野瀬久美恵
「企業社会」が求める法律家とは――「インハウス・ローヤー」の登場 片岡詳子
第3部=市民と法律家、その接点――二つの模擬裁判から
公開模擬裁判『電車内迷惑携帯電話傷害事件』
関西学院大学・丸田ゼミナール
第1回模擬裁判員劇『飲酒運転が招いた悲劇』
新潟大学・鯰越ゼミナール
[特集2]
リーガル・リサーチ練習帖
――リーガル・スキルシリーズ3
リーガル・リサーチとは法律情報にアクセスするための方法である。
今の時代、法律を学ぶための必須スキルである。
リーガル・リサーチとはなにか? いしかわまりこ
リーガル・リサーチのツール いしかわまりこ
ロー・ファームのリーガル・リサーチ戦略
――情報は、浴びるように 三井安田法律事務所
民法問題編 出題者・渡辺達徳/
解答者・いしかわまりこ
民事訴訟法問題編 出題者・町村泰貴/
解答者・いしかわまりこ
[特別企画]
裁判員制度 法案を検討する
法案制定にむけての審議事情 山口 進
裁判員制度「法案」を検証する 伊藤和子
裁判員と国民との関係 飯室勝彦
[ロー・ジャーナル]
ジェンダー法学の可能性
戒能民江
[ロー・クラス]
民法総則講義[第2部=本論](12)
第1章=民法総則編の見取り図 河上正二
憲法の基本原理で考える(13)人権保障の国際化 只野雅人
First Lessons in 債権総論(13)
債権者代位権・詐害行為取消権(3) 椿 寿夫
ロースクール民事訴訟法(11)
訴えの三類型と形式的形成訴訟 小林秀之
連続対談・ビジネス法務とロースクール教育(16)
人間性が弁護士の土台
松嶋英樹弁護士×野村修也
サイクル裁判官の四季だより(16)胸ドキドキのテレビ生出演 森野俊彦
サイバーリアル・イズム(9)「監視社会」をどう生きるか 矢野直明
[最新判例演習室]
憲法■マンガの“わいせつ”性と刑法175条 高佐智美
――東京地判2004・1・13
行政法■差止請求をめぐる行政事件と民事事件との関係 岡田正則
――小松基地騒音公害第3次・第4次訴訟第1審判決
――金沢地判2002・3・6
民法■入会地の売却代金債権が入会権者らに総有的に帰属するとされた事例 原田 剛
――最判平15・4・11
刑法■刑法110条1項における「公共の危険」の意義 本田 稔
――最三小決平15・4・14
商法■番頭・手代の選任と商法43条の代理権 笹本幸祐
――ゼネコン工事保証金預託返還請求事件
――東京地判平14・5・31
民事訴訟法■行政処分の取消訴訟における住民の補助参加の利益 川嶋四郎
――最三小決平15・1・24
刑事訴訟法■被害者によって作成された被害状況記録の刑訴法323条3号該当性 渕野貴生
――東京地判平15・1・22
労働法■JR採用差別事件 道幸哲也
――最一小判平15・12・22
[ライブラリー]
新刊ガイド/マジカル・ミステリ・ツアー
[ロー・フォーラム]
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