雑誌詳細:法学セミナー  2001.12

2001.12 通巻 564号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
民法のつまづきやすいところをケア!(債権法編)
[特集2]
追いつめられる言論・表現の自由
定価:税込 985円(本体価格 895円)
発刊年月
2001.11
雑誌コード
08069
判型
B5判

内容紹介

民法の学習、そろそろ「ここが苦手……」という意識が出てくるもの。

債権法のつまづきをチェックして、集中的にケア!



[特集1]

民法のつまづきやすいところをケア!(債権法編)



民法の学習、そろそろ「ここが苦手……」という意識が出てくるもの。

債権法のつまづきをチェックして、集中的にケア!

 《はじめに》債権法の全体像をキャッチ! 渡辺達徳

 ●トピック1●

  債務不履行法の全体像 松尾 弘

 ●トピック2●

  債権総論規定の担保的機能(1)人的担保 野澤正充

 ●トピック3●

  債権総論規定の担保的機能(2)相殺、債権譲渡、責任財産の保全 遠藤研一郎

 ●トピック4●

  「契約自由の原則」の最前線 丸山絵美子

 ●トピック5●

  不法行為の要件としての過失と違法性 渡辺達徳





[特集2]

追いつめられる言論・表現の自由



 総論・包囲されるプレスの自由 阪本昌成

 メディア規制立法とメディア分断 赤尾光史

 個人情報保護法案・法務省「人権救済制度」構想への懸念 臺 宏士

 青少年社会環境対策基本法案の何が問題か 本橋春紀

 官僚たちの危険な思惑 魚住 昭

 鼎談・メディア規制の背後に何があるか(上) 五十嵐二葉・魚住 昭・橋場義之





[ロー・ジャーナル]

市民と行政訴訟●新連載 「違法建築物」を市民は撤去させられるか

               ─国立マンション訴訟 保屋野初子

在日外国人●外登証から旅券へ─常時携帯制度運用の転換 岡本雅享

これからの日本と国際人権法●(30)二〇〇一年国連人権促進小委員会報告[2] 戸塚悦朗

法セミいんふぉめーしょん●刑法・刑訴法ゼミ、教室から街に出る



[ロー・クラス]

基本に学ぶ憲法●(16)現代社会における表現の自由 植野妙実子

鳥瞰・契約法●(16)他人による契約の締結─代理 沖野眞巳

First Lessons in担保物権●(4)抵当権(3) 椿 寿夫

論争・刑事訴訟法●(4)対談「訴訟的真実とは」 後藤 昭・村岡啓一・佐藤博史

教えて!コーポレイト・ファイナンス●(9)「デリバティブ」の世界 野村修也

等身大の裁判●(16)明日の弁護士をみつめて 佐藤鉄男

最新判例演習室●憲法………高佐智美/民法………石田 剛/刑法………本田 稔/

            商法………笹本幸祐/民事訴訟法………川嶋四郎/

            刑事訴訟法………水谷規男

司法書士最前線●(9)個人債務者の民事再生手続 野口雅人



[ロー・フォーラム]

裁判と争点/立法の話題/最新立法インフォメーション/法曹フォーラム/メディア・フォーラム



[ライブラリー]

新刊ガイド

司法修習生/判事補メモ/アシタデイイヤ!(新連載)/

司法書士の生活と意見/THE検察官LIFE/弁護士事件ファイル





※辺見庸「私はなぜ憲法改定に抵抗するのか」は筆者都合により休載いたします。