雑誌詳細:法学セミナー  2001.8

2001.8 通巻 560号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
問題解決! 家族法講座
[特集2]
ADRの可能性
定価:税込 985円(本体価格 895円)
発刊年月
2001.07
雑誌コード
08069
判型
B5判

内容紹介

従来からの論点と新制度・法改正にかかわる最新論点を事例を素材に学ぶ。

問題解決能力をアップし、家族法の考え方を確実に身につけよう。

[特集1]

問題解決! 家族法講座



従来からの論点と新制度・法改正にかかわる最新論点を事例を素材に学ぶ。

問題解決能力をアップし、家族法の考え方を確実に身につけよう。

総論 棚村政行

1 婚姻 床谷文雄

2 離婚 犬伏由子

3 親子 石井美智子

4 成年後見制度と関連制度 田山輝明

5 事実上の家族と相続 二宮周平





[特集2]

ADRの可能性



ADRをめぐる日本の現状 山田 文

コミュニティとADR 井上匡子

仲裁の機能と国際的動向 三木浩一

現実のものとなりつつあるサイバーADR 町村泰貴

司法制度の将来とADRの意義 佐藤彰一





[緊急特集]裁かれた「絶対隔離政策」─ハンセン病訴訟確定

総論・ハンセン病国賠訴訟と専門家の責任 内田博文・森尾 亮

〈コラム〉闘って、判決を受けて、控訴断念を聞いて 曽我野一美

「らい予防法」が犯した過ち 木幡洋子

〈コラム〉裁判を通じて学んだこと 古賀克重

国家犯罪を断罪したハンセン病訴訟熊本地裁判決 石埼 学

ルポ・控訴断念 江刺正嘉

〈コラム〉2年を経て思う 田中 等

真の「人間回復」へ向けて 久保井摂



[特別企画]人種差別撤廃委員会の最終見解を読む パート2

先住民族問題をどう考えるか 上村英明

CERDがみた在日韓国・朝鮮人、移住(労働)者、難民、滞日外国人問題 岡本雅享

石原都知事発言と条約第四条 佐藤信行・辛淑玉



[ロー・ジャーナル]

これからの日本と国際人権法●(26)国際人権機構と国際協力 戸塚悦朗

清水勉の情報公開指南●(5)情報公開法施行令をあなどってはいけない! 清水 勉

司法改革を追う●(18)司法制度改革審議会「最終意見」



[ロー・クラス]

法と人文科学●(23)死刑におけるポピュリズム 奥平康弘

21世紀・人間復興の法律学●(15)法律専門家の職業倫理(2) 丸田 隆

基本に学ぶ憲法●(13)個人の尊重と幸福追求権 植野妙実子

教えて!コーポレート・ファイナンス●(5)「金利」の世界 野村修也

等身大の裁判●(12)倒産処理にみる民事司法の可能性 佐藤鉄男

最新判例演習室●憲法/高佐智美 民法/石田 剛 刑法/本田 稔 商法/笹本幸祐

           民事訴訟法/川嶋四郎 刑事訴訟法/水谷規男

司法書士最前線●(5)無知の知と無力の力 後閑一博



[ロー・フォーラム]

裁判と争点/立法の話題/最新立法インフォメーション/法曹フォーラム/メディア・フォーラム



[ライブラリー]

新刊ガイド

判事補メモ/弁護士事件ファイル/司法書士の生活と意見/司法修習生/THE 検察官 LIFE