雑誌詳細:経済セミナー  2000.5

2000.5 通巻 544号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
キーワードで入門! 日本経済
定価:税込 912円(本体価格 829円)
発刊年月
2000.04
雑誌コード
03545
判型
B5判

内容紹介

テレビや新聞で見聞きする新語・新概念・キーナンバーは、時代を映す鏡だ。わかったようでわからないキーワード、素通りしてしまいそうなキーワードを一歩深めて考えると、日本経済への意外な入り口が隠されている。

特集 キーワードで入門!日本経済



 再生を目指しての綱渡り「ゼロ金利政策」  浅子和美

 本来の目的を忘れた「ペイオフ解禁の延期」  池尾和人

 起業エネルギーを問う「ナスダックジャパン」  大村敬一

 課題を負っての船出「日本版401k」  八代尚宏

 「財政赤字500兆円」で景気は回復するのか  橋本恭之

 「介護保険制度」は少子高齢社会を支えられるのか  村上雅子

 「失業率4.7%」日本の雇用はどうなるのか  中村二朗

 日本型システムの変革を迫る「IT革命」  辻 正次

 環境はタダじゃない!「環境評価」の意義と役割  栗山浩一

 「国際会計基準」導入で企業の効率の違い明確に  米山正樹



論考

 政府部門の政府デザイン

  ─インセンティブ・コンパティビリティーを目指して  柴田弘文



時事 ニュースの経済学

 [市町村合併]

  「利益誘導の論理」一掃の契機に  小西砂千夫



ひと

 行政も経営の時代に  大住莊四郎さん



連載

 変革期の金融入門(2)

  なぜ、いま金融システム改革か(2)  村瀬英彰・村瀬安紀子

 入門 パブリック・マネジメント(2)

  行政管理から行政経営へ(2)  大住莊四郎

 20世紀の世界経済(2)

  アメリカの世紀  小浜裕久・浦田秀次郎

 東アジアの経済発展と金融(2)

  東アジア諸国の金融構造の概観  高中公男・徳原 悟

 ECONOMICS JAPAN(11)

  国際通貨をめぐる問題 竹中平蔵&

HEIZリサーチ・グループ

 情報技術革新とアメリカ経済(7)

  IT革新と株式市場  熊坂有三

 [リレー連載]ケインズの哲学と経済学(9)

  ケインズと哲学の終焉(上)  B.ベイトマン・水原総平



 ECONの風景

  予測と経済行動  森口親司

 [経済学1年生]のころ

  人生を決定づけた「安保」の熱気と挫折  馬渡尚憲

 クリティーク[経済論壇]

  ドル暴落説は狼少年だったのか  野口 旭

 当世ニッポン診断

  ストレスは病気じゃない  永谷敬三

 海外便り 韓国の路地裏から

  韓国人の現実感覚  福田恵介

 往復書簡 経済学との対話

  技術と国家ビジョン  川勝平太

 再発掘 日本のノン・マルクス経済学

  実業家に転身した学者 津村秀松  上久保 敏

 海外論文SURVEY

  在庫は景気の安定化要因か不安定化要因か  飯田泰之



ほん

 エコノミストの読書日記

  新聞はなぜ駄目になったのか  奥村 宏

 書評

  クルーグマン著『経済発展と産業立地の理論』

  岩本武和著『ケインズと世界経済』

 浦田秀次郎

 山本栄治



新刊書紹介・経済書これが売れています!・編集部に届いた本