雑誌詳細:経済セミナー  2001.3

2001.3 通巻 555号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
IT革命と日本経済
定価:税込 912円(本体価格 829円)
発刊年月
2001.02
雑誌コード
03545
判型
B5判

内容紹介

日本のIT革命は、経済社会のさまざまな面に浸透する段階に入ってきた。

このことは日本経済にどのような変化をもたらしつつあるのか。

マクロ・パフォーマンス、主要産業の両面から見てみよう。

特集 IT革命と日本経済



 ITが迫る日本型システムの改革 篠崎彰彦

 ITは日本の生産性を上げるか 峰滝和典

 IT部門への公共投資と日本の経済成長 今川拓郎

 eコマースと流通―電子市場の経済学 丸山雅祥

 ITで企業間関係はどう変わるか 竹田陽子

 ITで姿を変える日本の金融システム 小原英隆



随想

 ケインズの生家を訪問して 菊川貞巳



解説

 [短期連載]日本政府の家計簿チェック(3) 赤井伸郎



時事 ニュースの経済学

 [経済財政諮問会議]

  財政改革の救世主になるか 小西砂千夫



ひと

 ITのメリットをいち早く指摘 篠崎彰彦さん



連載

 初歩からのゲーム理論(5)

  ナッシュ均衡とは? 佐々木宏夫

 エナジー・エコノミクス(6)

  電力市場の公正な競争の条件(2) 南部鶴彦・西村 陽

 変革期の金融入門(11)

  システム改革と経済の進路 村瀬英彰・村瀬安紀子

 入門パブリック・マネジメント(12)

  自治体の構造改革への途 大住莊四郎

 20世紀の世界経済(12)

  グローバリゼーションとリージョナリゼーション 小浜裕久・浦田秀次郎

 東アジアの経済発展と金融(12)

  今後の金融改革 高中公男・徳原 悟



 ECONの風景

  安定した強い個人 森口親司

 [経済学1年生]のころ

  経済は効率でなく正義だった 酒井泰弘

 クリティーク[経済論壇]

  怖いのはインフレではなくデフレ 野口 旭

 往復書簡 経済学との対話

  21世紀の「合従連衡」 川勝平太

 再発掘 日本のノン・マルクス経済学

  独創的理論派エコノミスト下村 治 上久保敏

 海外論文SURVEY

  賄賂の経済学 遠山智久



ほん

 エコノミストの読書日記

  ナルシシズムの時代 間宮陽介

 書評

  浦田・木下編著『アジア経済:リスクへの挑戦』 木村福成

  R.メイソン著『顕示的消費の経済学』 大田一廣

 新刊書紹介/経済書これが売れています!/編集部に届いた本



 編集後記