雑誌詳細:経済セミナー  2003.6

2003.6 通巻 581号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
どうなる日本の金融政策
定価:税込 912円(本体価格 829円)
発刊年月
2003.05
雑誌コード
03545
判型
B5判

内容紹介

福井新日銀総裁の舵取りや如何に?

従来の金融政策の問題点を検証し、今後の方向を探る。

どうなる日本の金融政策



[対談]長期デフレからどう脱却するか 河野龍太郎

・小林慶一郎

新総裁下で望まれる日本銀行の役割は何か 中北徹

金融政策:信用創造の回復が鍵 熊野英生

“非伝統的”な金融政策の意義と評価 浅子和美

インフレーション・ターゲティングと日本の金融政策運営方法 本多佑三



日本経済の長期停滞を考える 石山嘉英







連載

 マクロ経済レビュー(3)

 景気は強弱の指標が交錯

  マネーの低迷を打破できるか日銀 後藤康雄

 日本の経済政策を考える(3)

 「不良債権問題」と金融行政 北坂真一

 日本経済ウオッチング(13)

 岩田理論と日銀理論――どちらが有効か リチャード・ヴェルナー

 原田泰の反《常識》の経済学(18)

 経済学を知ろうとしないエコノミストたち 原田泰

 経済学は役に立つか(3)

 航空業の競争政策(上) 伊藤隆敏

 入門 マクロ経済の時系列分析(3)

 単位根の問題 市川博也

 中国経済最前線(3)

 石油への依存を高める中国 沼尻勉

 入門 ゲーム理論と情報の経済学(3)

 寡占とオークション 神戸伸輔

 明日・ぼくであるために──異時点間の経済学(3)

 俺はいま決めなくてはならない

  ――異時点間の予算制約線と意志決定 和田良子

 情報通信と経済成長(9)

 集積と成長:高まる知の効果 今川拓郎

 経営戦略の経済学(15)

 経営戦略論における2つの競争観 淺羽茂

 排出権取引の経済学(3)

 環境税との比較 新澤秀則

 南君の金融日誌(15)

 大企業の資金調達 日向野幹也

 海外論文SURVEY

 インフレーション・ターゲティングと為替政策 寺井晃



 エコノミストの読書日記

 人間観察の機微に触れる 絵所秀紀

 書評

   評者/小田正雄

    太田博史著

    『地域・都市・交通分析のためのミクロ経済学』



   評者/原田泰

    ドナルド・ウィットマン著

    『デモクラシーの経済学』



 新刊書紹介



 ECONの風景

  論理的原子主義 菱山泉





ひと

 和田良子さん 経済学を「表現」する



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