雑誌詳細:経済セミナー  2003.11

2003.11 通巻 586号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
医療を経済学で考える
定価:税込 912円(本体価格 829円)
発刊年月
2003.10
雑誌コード
03545
判型
B5判

内容紹介

医療経済学はいま、どのように変わってきているのか。

新しい流れを紹介し、日本の医療をめぐる問題を経済学的に考える。

医療を経済学で考える



医療の新たな方向性:脱近代化時代の医療 近藤正晃ジェームス+広井良典

DRGの導入で医療の効率化は進むか 川渕孝一

高齢者医療が映す日本の医療保険問題 井伊雅子

薬剤経済学:薬物療法の効率性を評価する 福田敬

医療経済学における統計学の役割 野口晴子



経済学部の現場レポート(1) 福田公正





連載

 マクロ経済レビュー(8)

 景気回復の鍵を握る金融市況 後藤康雄

 日本の経済政策を考える(8)

 [農林水産省]WTOと農業政策 北坂真一

 中国経済最前線(8)

 国有企業を上回った私営企業 沼尻勉

 電力改革の経済分析(3)

 送電網の効率的利用による資源配分の改善 川本明

 デフレ経済の諸相(2)

 デフレと財政 法專充男

 経済学は役に立つか(8)

 中国元は切り上げるべきか(上) 伊藤隆敏

 入門 マクロ経済の時系列分析(8)

 グレンジャーの因果性とVARモデル 市川博也

 入門 ゲーム理論と情報の経済学(8)

 インセンティブ契約 神戸伸輔

 経済方法論から見たノイマン(2)

 ゆれるノイマン・モデルへの評価 ザライ・エルヌー

 排出権取引の経済学(8)

 欧州連合とイギリスの排出権取引 新澤秀則

 明日・ぼくであるために――異時点間の経済学(8)

 私は腹立たしい――怠け者が得をするとき 和田良子

 日本経済ウオッチング(18)

 資本市場からの資金調達はいかに非効率か リチャード・ヴェルナー

 海外論文SURVEY

 役に立つ援助、役に立たない援助 高野久紀



 エコノミストの読書日記

 天才たちの誤算か、学問の限界か 塩沢由典

 書評

   評者/鬼木甫

   篠崎彰彦著

    『情報技術革新の経済効果』



   評者/若林直樹

   武石彰著

    『分業と競争』



 新刊書紹介



 ECONの風景

  ケンブリッジ資本論再考 菱山泉





ひと

 伊藤秀史さん 契約理論に新たな光



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