雑誌詳細:経済セミナー  2004.1

2004.1 通巻 588号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
2004年日本経済のゆくえ
[特集2]
2003年ノーベル経済学賞
定価:税込 912円(本体価格 829円)
発刊年月
2003.12
雑誌コード
03545
判型
B5判

内容紹介

景気の回復は本物か。構造改革の成果はあがるのか。

激動が予想される日本経済の2004年を展望し、課題を考える。

内容紹介

「時系列分析」は経済学をどう変えたか





特集1 2004年日本経済のゆくえ



経済再生の鍵を握る「3つの課題」 小峰隆夫

金融政策の方向性 宮尾龍蔵

国の財政は健全化に向かうのか 井堀利宏

地方財政:三位一体改革のゆくえ 小西砂千夫

年金危機をどう乗り越えるか 高山憲之





特集2  2003年ノーベル経済学賞



経済学における時系列分析の功績 浅子和美

計量経済学のテキストを書き換えた「共和分」と「単位根」概念 田中勝人

金融市場分析に飛躍をもたらしたARCHモデル 石田功







連載

 マクロ経済レビュー(10)

 政府の景気認識と予測機関の見方 後藤康雄

 日本の経済政策を考える(10)

 [財務省]新しい予算制度 北坂真一

 中国経済最前線(10)

 高度成長の中の失業問題 沼尻勉

 電力改革の経済分析(5)

 改革モデルの現実への適用 川本明

 デフレ経済の諸相(4)

 デフレと家計部門 法專充男

 入門 ゲーム理論と情報の経済学(10)

 スクリーニング 神戸伸輔

 経済方法論から見たノイマン(4)

 経済学史におけるノイマンの位置 ザライ・エルヌー

 経済学は役に立つか(10)

 ペイオフ解禁とナロー・バンク 伊藤隆敏

 入門 マクロ経済の時系列分析(10)

 インパルス応答関数と因果関係 市川博也

 明日・ぼくであるために――異時点間の経済学(10)

 私はもっと食べたい――Cake Eating Problem

和田良子

 日本経済ウオッチング(209)

 マクロ経済学における信用理論の検定

リチャード・ヴェルナー

 海外論文SURVEY

 あなたは受けた恩を何で返しますか? 加藤一彦



 エコノミストの読書日記

 『自由論』から得た深い洞察 猪木武徳

 書評

   評者/堀敬一

   花崎正晴+寺西重郎編

    『コーポレート・ガバナンスの経済分析』



   評者/榊原英資

   Stiglitz and Greenwald著

    Towards a New Paradigm in Monetary Economics



 新刊書紹介



 ECONの風景

  ケインズとラッセルの異同:「集計」概念をめぐって 菱山泉





ひと

 中川雅之さん 日経賞・NIRA大来賞ダブル受賞



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