雑誌詳細:経済セミナー  2004.7

2004.7 通巻 594号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
リスクマネジメントと経済学
定価:税込 912円(本体価格 829円)
発刊年月
2004.06
雑誌コード
03545
判型
B5判

内容紹介

いま、世界はさまざなまリスクに満ちている。経済学の知恵は、そうしたリスクに、どのように対応することを教えているのだろうか。

特集=リスクマネジメントと経済学





いま、世界はさまざなまリスクに満ちている。経済学の知恵は、そうしたリスクに、どのように対応することを教えているのだろうか。



古くて新しい「リスクの経済学」 酒井泰弘

環境リスクと経済学 瀬尾佳美

為替リスクをどう管理するか 勝悦子

信用リスクと金融工学:DCF法採用のもたらしたもの 森平爽一郎

情報セキュリティと企業経営 内田勝也

地政学的リスクへの対応を迫られる日本 吉田和男



[インタビュー]ゲーム理論の有効性を探る D.フューデンバーグ

行動経済学と制度設計

 ――年金制度に関するケーススタディ 多田洋介

オークションの学際研究に向けて 渡辺隆裕

ハーヴァード・ワークショップとアマルティア・セン 絵所秀紀

アメリカのファンドレイジング

 ――日本のNPOへの示唆 渡辺真理子









連載

 マクロ経済レビュー(16)

 世界経済に広がる明るさと不安 後藤康雄

 英語で読む経済ニュース(4)

 米国、超緩和策の解除へ 井上邦夫

 入門 パネルデータによる経済分析(2)

 パネルデータの利点(1) 樋口美雄・太田清・新保一成

 会計制度の経済学(4)

 会計標準化の国際政治経済学 山本昌弘

 日本の経済政策を考える(16)

 [G8サミットとG7]政策協調と外圧 北坂真一

 フランス経済社会見聞録(4)

 中心と周辺:二つのフランス 荒川章義

 南方見聞録――開発政策の現場から(4)

 お茶の値段と一物一価の法則 黒崎卓

 経済学で読み解く故事成語

 完璧 梶井厚志

 初歩からの経済数学(4)

 関数とグラフ 佐々木宏夫

 財政金融政策のエピソード分析(4)

 財政拡張によるスタグフレーションからの脱却(1975-79年)

黒田東彦

 講座 大学院への経済学(4)

 需要関数を求める-その2- 遠山智久

 初めて学ぶ 国と地方の財政学(4)

 租税の基礎理論 上村敏之



 エコノミストの読書日記

 精神の自由を得た二人 根井雅弘

 書評

   評者/淵田康之

   俊野雅司-著

    『証券市場と行動ファイナンス』



   評者/塚本隆夫

   高哲男-著

    『現代アメリカ経済思想の起源』



 新刊書紹介



 ECONの風景

  公企業改革には競争よりVoice 柴田弘文





ひと

 高中佳人さん 第五回EREミクロ・マクロで最高得点



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