雑誌詳細:経済セミナー  2004.9

2004.9 通巻 596号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
中小企業の経済学
定価:税込 912円(本体価格 829円)
発刊年月
2004.08
雑誌コード
03545
判型
B5判

内容紹介

中小企業をみると、日本経済が見えてくる。金融、技術革新、企業間ネットワークなどさまざまな側面から課題と展望を探る。

特集=中小企業の経済学





中小企業をみると、日本経済が見えてくる。金融、技術革新、企業間ネットワークなどさまざまな側面から課題と展望を探る。



経済学における中小企業研究の意義 岡室博之

中小企業金融と情報の経済学 藪下史郎

無理な中小企業向け貸出拡大策は逆効果 益田安良

新たな系列は日本企業を再生させるか 港徹雄



[追想・森嶋通夫]数理経済学研究で世界的な業績 森口親司

フリードマン・ルールによるデフレは最適になるか 高橋洋一









連載

 マクロ経済レビュー(18)

 景気の裾野の広がり――業種間に波及する景況改善 後藤康雄

 英語で読む経済ニュース(6)

 EU憲法を採択、欧州統合が新段階に 井上邦夫

 [新連載]行動意思決定論入門(1)

 意思決定現象と行動意思決定論 竹村和久

 日本の経済政策を考える(18)

 [地方自治体]知事のランキング 北坂真一

 フランス経済社会見聞録(6)

 フランス的な経済のあり方 荒川章義

 南方見聞録――開発政策の現場から(6)

 児童労働とISO 黒崎卓

 経済学で読み解く故事成語

 矛盾 梶井厚志

 会計制度の経済学(6)

 日本的会計制度の変質――高度経済成長からバブル崩壊へ 山本昌弘

 入門 パネルデータによる経済分析(4)

 パネルデータの利点(3)

樋口美雄・太田清・新保一成

 初めて学ぶ 国と地方の財政学(6)

 消費課税 上村敏之

 財政金融政策のエピソード分析(6)

 「レーガノミックス」下の日本の財政金融政策(1981-85年) 黒田東彦

 初歩からの経済数学(6)

 関数の極限の性質 佐々木宏夫

 講座 大学院への経済学(6)

 消費者余剰の概念―その1― 遠山智久



 エコノミストの読書日記

 学者たちによる思想の冒険 絵所秀紀



 書評

   評者/上久保敏

   岩田規久男/編著

    『昭和恐慌の研究』



   評者/原田泰

  小谷清/著

    『現代日本の市場主義と設計主義』



 新刊書紹介



 ECONの風景

  世襲の弊害 柴田弘文





ひと

 佐藤宏さん 中国経済の影の部分を浮き彫りに



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