雑誌詳細:経済セミナー  2004.12

2004.12 通巻 599号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
仕事と働き方の経済学
定価:税込 912円(本体価格 829円)
発刊年月
2004.11
雑誌コード
03545
判型
B5判

内容紹介

バブルから長期停滞へ、そして再生へ、日本経済の環境が激変する中で、雇用システムや労働市場にはどんな変化があったのか。理論と現実、ミクロとマクロの視点で複眼的に考察する。

特集 仕事と働き方の経済学





バブルから長期停滞へ、そして再生へ、日本経済の環境が激変する中で、雇用システムや労働市場にはどんな変化があったのか。理論と現実、ミクロとマクロの視点で複眼的に考察する。



日本の産業構造転換と労働移動 八代尚宏

若年労働者の雇用状況は変わるか 太田聰一

サーチとマッチング・モデルで「失業」を考える 新豊直輝

解雇規制のあり方 江口匡太

労働市場と学歴:マクロ経済学からのアプローチ 二神孝一

成果主義賃金はうまく機能するか? 熊谷礼子



国際資本移動の増大と為替レート制度の選択 石山嘉英

ゲーム理論今昔物語――社会展望としてのゲーム 鈴木光男









連載

 マクロ経済レビュー(21)

 地価に下げ止まりのきざし――バブル清算の進展 後藤康雄

 英語で読む経済ニュース(9)

 京都議定書発効へ、排出権取引に注目集まる 井上邦夫

 日本の経済政策を考える(21)

 [経済産業省]ダイエー問題の決着 北坂真一

 経済学で読み解く故事成語

 助長 梶井厚志

 南方見聞録――開発政策の現場から(9)

 違いを楽しむ:オリンピックと国際協力 山形辰史

 講座 大学院への経済学(9)

 企業の理論――労働需要関数と財の供給関数 遠山智久

 財政金融政策のエピソード分析(9)

 超円高への対応(1995-97年) 黒田東彦

 入門 パネルデータによる経済分析(7)

 パネルデータの利点(6)

樋口美雄・太田清・新保一成

 初めて学ぶ 国と地方の財政学(9)

 裁量的な財政政策とマクロ経済 上村敏之

 会計制度の経済学(9)

 時価評価が拡大するバランス・シート 山本昌弘

 初歩からの経済数学(9)

 さまざまな関数とその導関数 佐々木宏夫

 行動意思決定論入門(4)

 選好逆転の心理と顕著性仮説 竹村和久



 エコノミストの読書日記

 エコノミストはロビンソンが好き? 絵所秀紀



 書評

   評者/胥鵬

   淺羽茂著

    『経営戦略の経済学』



   評者/大橋勇雄

   須田敏子著

    『日本型賃金制度の行方』



 新刊書紹介



 ECONの風景

  競争制限の撤廃はなぜ抵抗を受けるか 柴田弘文





ひと

 黒田東彦さん 国際金融の現場を渡り歩く



ECONO FORUM