雑誌詳細:経済セミナー  2005.10

2005.10 通巻 609号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
戦後60年の日本とアジア
定価:税込 912円(本体価格 829円)
発刊年月
2005.09
雑誌コード
03545
判型
B5判

内容紹介

今年8月15日で敗戦から60年目を迎えた。いま2005年の時点から、戦後の日本とアジアの経済の変化をどう見るのか。どのような問題をそこに発見できるのか? じっくり学んでゆけば、現在・未来を考えるヒントを見出すことができるかもしれません。

特集 戦後60年の日本とアジア



不足と過剰の60年:生活・公共意識・対外観 猪木武徳

戦後60年の日本経済を振り返る 正村公宏

「東アジアの奇跡」と資本主義の行方 杉原 薫

なぜ植民地の経済史を探るのか:

 日本植民地経済史を中心に 疋田康行







《特別企画》

対談・資本主義の変質と会社のゆくえ 伊東光晴+岩井克人

2005年は日本の経済教育元年となるか 平井 滋







新連載

 データでみる身近な経済(1)

 なぜ日本ではクレジットカードが普及しないのか(1) 大橋 弘



連載

 経済学で読み解く故事成語

 臥薪嘗胆 梶井厚志

 日本経済の長期展望(7)

 戦後の消費動向の推移と展望 幸村千佳良

 経済英語 keyword

 Home Equity 井上邦夫

 平成経済政策論争(7)

 バブル崩壊をめぐる政策認識の対立軸 野口旭

 大学では教えてくれない金融論(10)

 金融ビジネスとIT 富樫直記

 経済学大きい小さい(7)

 人口増加率と1人当たり成長率の関係を探る 原田泰

 実証的日本経済論入門(7)

 「経営者支配」と株主利益の軽視(1)

 問題提起と検討の準備 三輪芳朗+

マーク・ラムザイヤー

 実験ミクロ経済学(7)

 公共財経済:調整過程と戦略的行動 下村研一

 リアル・オプションと不確実性(7)

 ダイナミック・プログラミングによるオプション値の導出 南部鶴彦

 財政危機下の地方財政改革(7)

 地方交付税改革(1):

 制度の根幹にある財源保障の考え方 小西砂千夫



 エコノミストの読書日記

  経済学は人間学! 永谷敬三



 書評

   評者/原田 泰

   OECD-編

    『経済成長論』



   評者/栗山浩一

   N. ハンレー/J. ショグレン/B. ホワイト-著

    『環境経済学』



 新刊書紹介



 ECONの風景

  なぜ今、郵政民営化なのか 伊藤元重



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