雑誌詳細:

の画像の画像
  • 紙の書籍
定価:税込 1,430円(本体価格 1,300円)
在庫なし
発刊年月
2009.04
ISBN
978-4-535-51700-4
判型
A5判
ページ数
144ページ
Cコード
C32
ジャンル
第1部 最初に知りたい10の疑問



1 裁判員に公正な判断はできるのでしょうか

2 裁判員に罪を犯したかどうかを見極めることができるのでしょうか

3 裁判員が量刑の判断をすることで、被告の公平な裁判を受ける権利が侵されないでしょうか

4 裁判員の参加によって、冤罪が増えることはないのですか

5 裁判官と裁判員が本当に対等な立場で議論できるのでしょうか

6 裁判員が報道や情報に影響されて、重罰化に傾くのではないでしょうか

7 犯罪被害者が裁判に参加することでどのような影響がでるのでしょうか

8 なぜ死刑判決もありうる重大事件に裁判員制度を導入したのでしょうか

9 裁判員は守秘義務にがんじがらめになるのではありませんか

10 裁判官と裁判員で、なぜ守秘義務に差があるのですか



第2部 裁判員制度を始めることで何が変わるのか



1 どうして裁判員裁判を導入しなければいけなかったのでしょうか

2 裁判員制度で、どんな変化が生まれるのですか

3 裁判員が加わることで期待される新しい展開はなんですか



第3部 裁判員制度の実際はどうなるのか



1 死刑制度に反対する人は、裁判員に選ばれないのでしょうか

2 裁判官と裁判員の間に、情報格差は起こるのではないですか

3 裁判前に争点が整理されると、弁護活動が制約を受けませんか

4 「裁判の迅速化」は、被告人にとって、不利になりませんか

5 迅速化の結果、十分な審理が行われなくなりませんか

6 「裁判資料の目的外使用」ができなくて、法廷外で「無罪」を訴えるのが難しくなりませんか

7 取調べの可視化が不十分では、これまでの「人質司法」が変わらないのではありませんか

8 マスコミ報道も変わっていくでしょうか

9 難しい裁判用語は市民にわかる言葉に変わりますか



第4部 裁判員制度と民主主義



1 裁判員制度は民主主義社会に寄与できるのでしょうか

2 「お任せ社会」の危機的状況とは、どういうことですか

3 「お任せ意識」は変わることができるでしょうか

4 刑事裁判だけでなく、もっとさまざまな裁判に制度を拡げないのですか



第5部 裁判員制度のこれから



1 裁判員制度に透明性のある検証システムが必要ではないでしょうか

2 参加したくない人も多いのに、なぜ予定通りにスタートするのですか

3 裁判員制度で、市民の意識が変わっていくのでしょうか

4 弁護士も検察官もマンパワーは十分ですか

5 社会参加という角度から理解を求めることも大切ではありませんか