雑誌詳細:こころの科学 (2009年9月号)
- 紙の書籍
偶数月17日発売
- [特別企画]
- 対人恐怖
定価:税込 1,257円(本体価格 1,143円)
在庫僅少
- 発刊年月
- 2009.08
- ISBN
- 978-4-535-14047-9
- 雑誌コード
- 63956
- 判型
- B5判
- ページ数
- 134ページ
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内容紹介
他人が怖い──この特異な症状は、最近では社交不安障害と呼ばれるようになっている。とはいえ、対人恐怖と呼ぶほうが、われわれ日本人には実感をもって捉えられるのではないか。治療から文化的背景までを一望する。
巻頭に──空気が読めないのは悪いことだろうか 青木省三
特別企画 対人恐怖/黒木俊秀=編
対人恐怖と日本の社会 山下 格
人を恐れる心理―意識される対人不安・意識されにくい対人不安 鍋田恭孝
対人恐怖の臨床―疾患の分類も含めて 朝倉 聡・小山 司
社交不安障害の概念の拡大と対人恐怖症 永田利彦
重症対人恐怖の心性―思春期妄想症 西岡和郎
対人恐怖とひきこもり 近藤直司・金重紅美子
統合失調症者の対人恐怖―誰におびえているのか 杉林 稔
発達障害と対人恐怖―何におびえているのか 田中 究
対人恐怖を何で治すのか?―EBMの視点 原井宏明・岡嶋美代
対人恐怖の認知行動療法 福井 至
対人恐怖の森田療法 久保田幹子
対人恐怖の脳を視る―機能的脳画像 中尾智博
対人不安の進化心理学―ひきこもりと殺人率 長谷川寿一
対人恐怖症の診断を支える治療文化 松尾信一郎・黒木俊秀
論説
「心理主義の社会学」を構想する―セラピー文化の現状と課題 小池 靖
連載
児童精神医学フロントライン(14・終)子どもの気分障害を考える 根來秀樹
心理療法で何がおこっているのか(10)つなぐ/つながる 桑原知子
臨床を支える言葉(15)セラピストの交代という難所 遠藤裕乃
子どもたちの「できること」を伸ばす(2)日常で困ることの分析と準備 辻井正次
マインドマターズ(5)いじめといやがらせに取り組む 松沢病院マインドマターズチーム
ほんとの対話
土居健郎『臨床精神医学の方法』 小林隆児
生島 浩『学校臨床の現場から』 藤川洋子
マイアーズ&ガバード『医師が患者になるとき』 宮地伸吾
岩宮恵子『フツーの子の思春期』 河合俊雄
村田豊久『子ども臨床へのまなざし』 宮川香織
こころの現場から
その声は、誰の声?──(児童養護施設) 内海新祐
告知によってとりかえせたもの──(もの忘れクリニック) 藤本直規
伝言板
特別企画 対人恐怖/黒木俊秀=編
対人恐怖と日本の社会 山下 格
人を恐れる心理―意識される対人不安・意識されにくい対人不安 鍋田恭孝
対人恐怖の臨床―疾患の分類も含めて 朝倉 聡・小山 司
社交不安障害の概念の拡大と対人恐怖症 永田利彦
重症対人恐怖の心性―思春期妄想症 西岡和郎
対人恐怖とひきこもり 近藤直司・金重紅美子
統合失調症者の対人恐怖―誰におびえているのか 杉林 稔
発達障害と対人恐怖―何におびえているのか 田中 究
対人恐怖を何で治すのか?―EBMの視点 原井宏明・岡嶋美代
対人恐怖の認知行動療法 福井 至
対人恐怖の森田療法 久保田幹子
対人恐怖の脳を視る―機能的脳画像 中尾智博
対人不安の進化心理学―ひきこもりと殺人率 長谷川寿一
対人恐怖症の診断を支える治療文化 松尾信一郎・黒木俊秀
論説
「心理主義の社会学」を構想する―セラピー文化の現状と課題 小池 靖
連載
児童精神医学フロントライン(14・終)子どもの気分障害を考える 根來秀樹
心理療法で何がおこっているのか(10)つなぐ/つながる 桑原知子
臨床を支える言葉(15)セラピストの交代という難所 遠藤裕乃
子どもたちの「できること」を伸ばす(2)日常で困ることの分析と準備 辻井正次
マインドマターズ(5)いじめといやがらせに取り組む 松沢病院マインドマターズチーム
ほんとの対話
土居健郎『臨床精神医学の方法』 小林隆児
生島 浩『学校臨床の現場から』 藤川洋子
マイアーズ&ガバード『医師が患者になるとき』 宮地伸吾
岩宮恵子『フツーの子の思春期』 河合俊雄
村田豊久『子ども臨床へのまなざし』 宮川香織
こころの現場から
その声は、誰の声?──(児童養護施設) 内海新祐
告知によってとりかえせたもの──(もの忘れクリニック) 藤本直規
伝言板
こころの科学148号 10月26日発売 予価1200円(税込)
特別企画=キレる──怒りと衝動の心理学
山登敬之/編
(予定内容)
少年の成長と健全な暴力/井筒和幸
キレるやつらにゃ理由(ワケ)がある!?/山登敬之
教師を悩ますキレる子ども、キレる大人/岡崎 勝
「キレる子」から「上手に怒れる子」へ/本田恵子ほか