雑誌詳細:法学セミナー  2011年6月号

2011年6月号 通巻 678号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
一行問題と事例問題――法律基本科目の学び方と論じ方
定価:税込 1,257円(本体価格 1,143円)
在庫なし
発刊年月
2011.05
雑誌コード
08069
判型
B5判
ページ数
144ページ

内容紹介

法律学の問題では、紋切り型ではなく、自らの思考を事案に即して表現する力が求められる。本特集では一行問題と事例問題に解答する道筋を通して、真の実力の獲得を目指す。

【特集】一行問題と事例問題――法律基本科目の学び方と論じ方



  憲法の学び方と論じ方……小山 剛

  民法の学び方と論じ方……北居 功

  刑法の学び方と論じ方……亀井源太郎



[特別企画]

  裁判員裁判と死刑

  死刑事件の裁判員裁判……葛野尋之

  少年事件での死刑判決……本庄 武

  ――石巻事件における裁判員裁判

  日本の死刑裁判における被害者と感情……デイビット・T・ジョンソン



[巻頭言]

  公益の代表者としての検察官の責務……木谷 明



[ロー・アングル]

  福島原発事故と伊方原発最高裁判決――三たび「天災と国防」を想う……熊野勝之

  法科大学院の論点 9……山野目章夫

 理論と実務の架橋

  公益弁護士論――法と社会のフィールドワーク 8……谷口太規

  生きた制度を作る

記者ときどき学者の憲法論 15……山田隆司

  予算案と二院制

  現行民法典を創った人びと26……七戸克彦

 組織再編後の委員(3)小宮三保松(4)西源四郎

 外伝(21)閨閥



[ロー・クラス]

  憲法訴訟の現代的転回――憲法的論証を求めて 9……駒村圭吾

[第1部/憲法的論証の型]

  審査密度の多段階化(2)――審査密度の決定

  憲法ゼミナール――part.1「判例」を読む 3……山本龍彦

  「板まんだら判決」再考――終局的解決可能性要件の射程?

  物権法講義 8……松岡久和

  所有権(7)――不動産所有権移転の対抗と第三者

  担保物権法講義 19……河上正二

   第6章:非典型担保(その3)――権利移転型担保・譲渡担保(2)

  【最終回】セカンドステージ債権法 66……野澤正充

  共同不法行為(2)――効果・競合的不法行為

基本事例で考える民法演習 3……池田清治

意思表示と物権変動――動産の物権変動と即時取得

国際民事訴訟法講義――国内訴訟から考える 21……古田啓昌

終局判決(その1)

刑法総論の考え方 27……松原芳博

共犯と身分

刑事訴訟法入門 15……緑 大輔

公判準備・公判手続の流れ――公判の諸原則



[最新判例演習室]

憲法/三宅裕一郎

参議院選挙における議員定数配分の不均衡(一票の較差)と法の下の平等

福岡高判2011・1・28 判例集未登載

行政法/友岡史仁

在留特別許可の義務付け訴訟

名古屋地判2010・12・9 LEX/DB25443145

民法/松浦聖子

貸金業者の行為と不法行為の成否

最二小判平21・9・4 判時2058号59頁

商法/土岐孝宏 127

傷害保険における保険事故の外来性の存否

神戸地判平22・9・14 判タ1338号220頁

民事訴訟法/川嶋四郎

所有権保存登記抹消登記手続請求に対する更正登記手続の可否等

――手続法の観点から

最三小判平22・4・20 判時2078号22頁 判タ1323号98頁

刑法/門田成人

不法領得の意思

青森地判平22・9・6 公刊物未登載 LEX/DB25470064(控訴)



刑事訴訟法/正木祐史

第一審判決後に裁量保釈が認められた一事例

東京高決平22・10・4 LEX/DB25464332

労働法/山下 昇

勤務時間外のWEB学習等の労働時間該当性

――NTT西日本ほか(全社員販売等)事件

大阪地判平22・4・23 労判1009号31頁



[ライブラリー]

ブック・レビュー

伊東研祐=著

『刑法講義 総論』/大塚裕史



新刊ガイド



[ロー・フォーラム]

法令エッセイ クロスセッション

――国法・自治体法の現場から吉田利宏



裁判と争点

立法の話題

立法インフォメーション 140

司法改革ウォッチング

―裁判員制度の動きをみる

共犯事件における裁判員裁判



[コラム]

法科大学院生レポート

司法修習生

弁護士事件ファイル

司法書士の生活と意見

判事補メモ

2011年7月号(6月11日発売予定)

特集=民法改正議論から民法の論点を理解する(仮題)

「民法改正」の議論を素材に、現行民法の論点を勉強してみよ

う。立法での解決が試みられている論点には、学説が対立した

り、判例実務として処理されてきた事柄がたくさんある。それ

らに目を向けて、現行民法の理解をより深める特集。