雑誌詳細:こころの科学 (2013年3月号)
- 紙の書籍
偶数月17日発売
- [特別企画]
- 精神疾患は軽症化しているのか
定価:税込 1,572円(本体価格 1,429円)
在庫僅少
- 発刊年月
- 2013.02
- ISBN
- 978-4-535-14068-4
- 雑誌コード
- 63956
- 判型
- B5判
- ページ数
- 152ページ
紙の雑誌のご購入
内容紹介
既存の教科書では対応しきれないほどに「心の病」が多様化している今、現場の臨床家に何が求められているのか、考えてみたい。
巻頭に──こえ………岡崎祐士
────────────────────────────────────────────────────────
特別企画 福田正人=編
────────────────────────────────────────────────────────
精神疾患は軽症化しているのか
精神疾患の「軽症化」の背景
地域・社会・文化と精神疾患における軽症化………窪田 彰
疫学的視点からみえてくるもの………土屋政雄・川上憲人
軽症化はなぜ進行したのか………市橋秀夫
こころの病とともに生きる意味とは
──当事者・家族からみた「軽症化」のための支援………夏苅郁子
現場での「軽症化」の実感
精神科クリニックの現場から………上ノ山一寛
「軽症化」の実感──精神科病院の現場から………高沢 彰
大学病院・総合病院におけるうつは軽症化しているか………渡邊衡一郎
地域の活動からみえる精神疾患の変化………田尾有樹子
大学の現場から………内田千代子
精神疾患ごとの「軽症化」
気分障害は軽症化・慢性化しているのか………内海 健
不安障害は軽症化しているのか………熊野宏昭
強迫性障害は軽症化しているのか
──診断や治療的観点からの"重症度"の評価について………飯倉康郎
統合失調症は軽症化しているか………武井教使
発達障害は軽症化しているのか………米田衆介
境界性パーソナリティ障害は軽症化しているのか?………林 直樹
エッセイ──軽症化をめぐって
高橋清久/岡崎祐士/小島卓也/星野 弘/斎藤 環/亀山正樹/大島紀人
────────────────────────────────────────────────────────
●論説
アスペルガーの犯罪──求刑より重い判決に思う………藤川洋子
────────────────────────────────────────────────────────
●連載
贖罪とは何か(12)母性という神話を求めて……青島多津子
子どものこころ・子どもの遊び(18)【最終回】言葉の遅れのある子どもの遊戯療法………安島智子
社会脳は「臨床の知」となるか(4)「日本人らしさ」と「うつ病らしさ」………村井俊哉
精神科から世界を眺めて(12)くらやみの速さはどれくらい………風野春樹
うつ病の誤解と偏見を斬る!(5)秋はお好きですか?………坂元 薫
この病、この一曲(5)「遠野物語」の悲しみ………井原 裕
────────────────────────────────────────────────────────
●ほんとの対話
神田橋條治『神田橋條治 精神科講義』………八木剛平
坂上 香『ライファーズ』……落合恵子
青木省三『ぼくらの中の発達障害』………神田橋條治
谷 晋二『はじめはみんな話せない』……井上雅彦
村尾泰弘『非行臨床の理論と実践』………藤岡淳子
ソーニクロフト他『精神保健サービス実践ガイド』………樋口輝彦
────────────────────────────────────────────────────────
●こころの現場から
性暴力の原因は性的欲求なのか?(保健室)………すぎむらなおみ
ガラスのハート?(就労支援)………石井京子
●163~168号・総目次
●伝言板
────────────────────────────────────────────────────────
特別企画 福田正人=編
────────────────────────────────────────────────────────
精神疾患は軽症化しているのか
精神疾患の「軽症化」の背景
地域・社会・文化と精神疾患における軽症化………窪田 彰
疫学的視点からみえてくるもの………土屋政雄・川上憲人
軽症化はなぜ進行したのか………市橋秀夫
こころの病とともに生きる意味とは
──当事者・家族からみた「軽症化」のための支援………夏苅郁子
現場での「軽症化」の実感
精神科クリニックの現場から………上ノ山一寛
「軽症化」の実感──精神科病院の現場から………高沢 彰
大学病院・総合病院におけるうつは軽症化しているか………渡邊衡一郎
地域の活動からみえる精神疾患の変化………田尾有樹子
大学の現場から………内田千代子
精神疾患ごとの「軽症化」
気分障害は軽症化・慢性化しているのか………内海 健
不安障害は軽症化しているのか………熊野宏昭
強迫性障害は軽症化しているのか
──診断や治療的観点からの"重症度"の評価について………飯倉康郎
統合失調症は軽症化しているか………武井教使
発達障害は軽症化しているのか………米田衆介
境界性パーソナリティ障害は軽症化しているのか?………林 直樹
エッセイ──軽症化をめぐって
高橋清久/岡崎祐士/小島卓也/星野 弘/斎藤 環/亀山正樹/大島紀人
────────────────────────────────────────────────────────
●論説
アスペルガーの犯罪──求刑より重い判決に思う………藤川洋子
────────────────────────────────────────────────────────
●連載
贖罪とは何か(12)母性という神話を求めて……青島多津子
子どものこころ・子どもの遊び(18)【最終回】言葉の遅れのある子どもの遊戯療法………安島智子
社会脳は「臨床の知」となるか(4)「日本人らしさ」と「うつ病らしさ」………村井俊哉
精神科から世界を眺めて(12)くらやみの速さはどれくらい………風野春樹
うつ病の誤解と偏見を斬る!(5)秋はお好きですか?………坂元 薫
この病、この一曲(5)「遠野物語」の悲しみ………井原 裕
────────────────────────────────────────────────────────
●ほんとの対話
神田橋條治『神田橋條治 精神科講義』………八木剛平
坂上 香『ライファーズ』……落合恵子
青木省三『ぼくらの中の発達障害』………神田橋條治
谷 晋二『はじめはみんな話せない』……井上雅彦
村尾泰弘『非行臨床の理論と実践』………藤岡淳子
ソーニクロフト他『精神保健サービス実践ガイド』………樋口輝彦
────────────────────────────────────────────────────────
●こころの現場から
性暴力の原因は性的欲求なのか?(保健室)………すぎむらなおみ
ガラスのハート?(就労支援)………石井京子
●163~168号・総目次
●伝言板
こころの科学169号
特別企画=職場のうつ
井上幸紀/編
○多様化する「職場のうつ」
「職場のうつ」は「うつ病」なのか?(井上幸紀)/ 上司・部下・同僚・家族がうつになったら(大庭さよ)/ 職場のうつと企業経営──共倒れにならないために(豊川彰博)
○「職場のうつ」の治療と対応
薬物療法(出口裕彦)/ 認知行動療法(井上和臣)/ リワーク・プログラム(五十嵐良雄) /職場環境調整の重要性と限界(萩原 聡)
○職場における対策
主治医・産業医・人事労務担当者の関係と効果的な連携(岩崎進一)/ 中小企業のうつ病対策(廣 尚典)/ 大企業でのうつ病対策──現状と課題(田中克俊)/ EAPの利用は有効か(吉村靖司)/海外勤務者のうつ(津久井要)/教員のうつ(真金薫子)
※4月25日発売予定/予価1300円(税込)