雑誌詳細:こころの科学  (2017年7月号)

(2017年7月号) 通巻 194号

  • 紙の書籍
偶数月17日発売
[特別企画]
チックとトゥレット症
金生由紀子/編
定価:税込 1,397円(本体価格 1,270円)
在庫僅少
発刊年月
2017.06
ISBN
978-4-535-14094-3
雑誌コード
63956
判型
B5判
ページ数
160ページ
定期購読申込ページへ

内容紹介

子どもの5~10人に1人が体験するといわれるチックと、長期間続く重いトゥレット症。
関わり方の基本や他の発達障害との関係とは。

子どものチックに気づいたら…………松嵜くみ子
チック・トゥレット症の広がり…………金生由紀子
幼児期から学童期のチック・トゥレット症…………星野恭子
思春期のチック・トゥレット症…………新井 卓
チック・トゥレット症と学校教育…………相澤雅文
チック・トゥレット症とADHD・限局性学習症・自閉スペクトラム症…………山下裕史朗
チック・トゥレット症と強迫スペクトラム障害…………松永寿人・吉田賀一
チック・トゥレット症の治療・支援(1)心理教育——小児科外来での経験…………星加明德
チック・トゥレット症の治療・支援(2)認知行動療法…………野中舞子・金生由紀子
チック・トゥレット症の治療・支援(3)薬物療法…………濱本 優・金生由紀子
難治性のトゥレット症…………………岡田 俊
チック・トゥレット症の病因・病態…………………山室和彦・飯田順三
旅と結びとトゥレット症候群と——当事者の立場から…………………秋月あや
トゥレット症をもつ息子とともに…………………内田慎吾


■論説
「インターネット依存」の現在………鷲見 聡

■連載
 精神科医が薬を処方するということ(13)【最終回】日本の精神科薬物療法の問題点………仙波純一
 現場を変えるいじめの科学(14)いじめ予防授業をはじめる前に………和久田学
 開かれた精神病理学へ(12)【最終回】〈全体〉の知としての精神病理学………深尾憲二朗
 絲的ココロエ(7)躁状態と恥の意識………絲山秋子
 イニシエーションとしての病(2)たんぱく質の尊厳………糸川昌成
 支援者支援学(6)救援活動中のケア………長峯正典

■ほんとの対話
 滝川一廣『子どものための精神医学』………清水將之
 小野善郎『思春期の子どもと親の関係性』………宮田雄吾
 中澤篤史『そろそろ、部活のこれからを話しませんか』………山下洋輔

■こころの現場から
 五千通りの人生(家庭裁判所)………高島聡子
 やさしい夫(地域の診療所)………田中茂樹

■伝言板

『こころの科学』195号

職場の発達障害

2017年8月25日(金)発売予定
本体予価1270円+税