雑誌詳細:こころの科学  2021年1月号

2021年1月号 通巻 215号

  • 紙の書籍
偶数月17日発売
[特別企画]
コロナが変える社会とこころ
宮岡 等/編
定価:税込 1,397円(本体価格 1,270円)
在庫僅少
発刊年月
2020.12
ISBN
978-4-535-14115-5
雑誌コード
63957
判型
B5判
ページ数
128ページ
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内容紹介

私達の暮らしを変えたコロナ。心身の健康を保つために大切なこと、社会やこころについて気づかされたこと等を様々な角度から探る。

巻頭に
場に引き出される子どもの姿……青木省三
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■特別企画  コロナが変える社会とこころ       
宮岡 等=編(北里大学医学部精神科学教授)
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総論:新型コロナウイルス感染症が社会に与える影響とストレス
  ……高橋 晶

学校・家庭の変化と子どものこころ……神谷俊介

コロナ禍におけるキャンパスライフの実際……外川智恵

ギャンブル依存者の生活支援から見えるコロナ禍による変化
  ……稲村 厚

コロナで何が変わったかーー繁華街の精神科診療所からみる
  ……倉本英彦

新型コロナ時代における産業保健と精神科外来医療
  ……高野知樹

在宅医療と新型コロナウイルスーーいのちを守り生活を守る
  ……内田直樹

コロナが変える身体科診療の実態……竹村洋典

高齢者医療の現場から……上村直人・藤戸良子・津田 敦

心理臨床の危機と回復……秋山恵子

北里大学病院における新型コロナウイルス対応
  ーー看護とメンタルヘルス支援を中心に……白井教子

COVID-19に対応する医療機関の現状
  ーーリエゾンナースの立場から……宮田 郁

精神科病院における新型コロナウイルス感染症対応……針間博彦

コロナがあぶり出す変わらない私たちの社会とこころ
  ーー黒髪校事件を振り返る……竹下 啓

虚構は崩れ物事の本質があらわになった、そして……
  ……樋端佑樹

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■論説
脳画像にみるポジティブ精神医学の可能性……高橋英彦

■連載
メンタライゼーションとは何か(12)
 メンタライゼーションに基づく治療(3)……池田暁史

精神分析と脳科学が出会ったら?(8)
 反復強迫とミクログリアの活性化……加藤隆弘

子どもから大人が生まれる時(6)
 子どもの嘘……森口佑介

もう一度カウンセリング入門(7)
 カウンセラーを支えるご褒美……国重浩一

そだちとそだての道しるべ(11)
 子どもが他者の視点に気づく時……笠原麻里


■ほんとの対話
林 直樹、野村俊明、青木紀久代/編
『心理療法のケースをどう読むか?』……遠藤裕乃

スナイダー
『目に見えない傷』……菊池美名子

リーペレス ファビオ
『ストレンジャーの人類学』……阿部大樹

■こころの現場から
人として、専門家として子どもに出会う(児童養護施設)……楢原真也
「一緒に行くと時間切れになるんですよ」(精神科訪問診療)……青木 藍

■伝言板

『こころの科学』216号 (2021年2月17日発売)
予価本体1,270円+税

特別企画= 大人の愛着障害
成人であっても「愛着」の問題が感じられる時、いかに安心・安全を提供していくか。医療や心理臨床、地域における支援のあり方を考える。