雑誌詳細:法律時報 2021年7月号
- 紙の書籍
- 電子書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 行政法の法的安定性を検証する
定価:税込 1,925円(本体価格 1,750円)
紙の書籍・POD・アーカイブズの価格を表示しています。
電子書籍の価格は各ネット書店でご確認ください。
電子書籍の価格は各ネット書店でご確認ください。
在庫僅少
- 発刊年月
- 2021.06
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
紙の雑誌のご購入
内容紹介
必要とされる法的安定性と、これに固執し続ける危険性の両面を意識し、現実課題に“柔軟に応答する”行政法の姿を探る。
※『法律時報』の電子書籍Kindle版(法律時報e-book)は、各号の特集記事部分を電子書籍化したものです。連載記事などは含まれていません。
【法律時評】
遺産分割と相続登記に関する法改正……窪田充見
____________________________
■特集= 行政法の法的安定性を検証する
____________________________
行政法の法的安定性を検証する
――問題状況の俯瞰……米田雅宏
処分法制・取消訴訟制度の合理性
――その運用状況と背景的思考……鵜澤 剛
法・事実状態の変化と「違法判断の基準時」
――「違法判断の基準時」をめぐる議論・再考……児玉 弘
判決による安定化の可能性――理論的考察……大貫裕之
行政は司法判断に従うか?
――法治行政の実証的測定の試み……馬場健一
行政判例と立法化――法的安定性の観点から……野口貴公美
実験主義と法的安定性
――あるべきバランスに向けての整理……見崎史拓
行政法と時間――時際法……齋藤健一郎
____________________________
■小特集
人・移動・帰属――変容するアイデンティティ
企画趣旨……大西 楠・テア
日本における移民・難民の包摂と排除――序論的考察……長谷川貴陽史
移動と帰属を峻別せよ……瀧川裕英
前近代における人・移動・帰属……佐藤 団
戦後日本外国人法史のなかのマクリーン「判例」
――自由な入国拒否権から自由な在留管理権への「命がけの飛躍」
……小畑 郁
移動・ジェンダー・世代――現代ヨーロッパにおける労働移動の事例から
……松前もゆる
●新連載
平成民法学の歩み出し
企画趣旨……吉永一行
「契約の拘束力」を根拠とした帰責構造論の到達点
――森田宏樹『契約責任の帰責構造』
……吉永一行
●連載
信用の基礎理論構築に向けて・5-2
金融と「フィデューシャリー・デューティー」(下)
……神作裕之
デジタル・プラットフォームビジネス研究の最前線・3
情報法からみたプラットフォームをめぐる法的課題(上)
……成原 慧・プラットフォームビジネス研究会
ミクロ憲法学の可能性・6-1
外国人の子どもの学習権と就学義務――学校教育法17条をどう読むか
……石塚壮太郎
憲法訴訟の醸成――実務と学説が導く可能性・4
憲法裁判における裁判所と当事者の役割分担
……嘉多山 宗
行政法の基礎理論・6-1
情報秩序としての行政過程の法問題(上)……山本隆司
【B&Aレビュー】
小池直希
「故意の認識対象と符合の限界
――構成要件の故意規制機能を手がかりに(1)(2・完)」
●刑事法学の動き……浅田和茂
【労働判例研究】
団交拒否の不当労働行為と使用者性の判断
――国・中労委(国際基督教大学)事件……有田謙司
【史料の窓】
「図書室日誌」からみる蔵書形成……日向玲理
第71回“社会を明るくする運動”に寄せて……法務省保護局
最高裁新判例紹介
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
遺産分割と相続登記に関する法改正……窪田充見
____________________________
■特集= 行政法の法的安定性を検証する
____________________________
行政法の法的安定性を検証する
――問題状況の俯瞰……米田雅宏
処分法制・取消訴訟制度の合理性
――その運用状況と背景的思考……鵜澤 剛
法・事実状態の変化と「違法判断の基準時」
――「違法判断の基準時」をめぐる議論・再考……児玉 弘
判決による安定化の可能性――理論的考察……大貫裕之
行政は司法判断に従うか?
――法治行政の実証的測定の試み……馬場健一
行政判例と立法化――法的安定性の観点から……野口貴公美
実験主義と法的安定性
――あるべきバランスに向けての整理……見崎史拓
行政法と時間――時際法……齋藤健一郎
____________________________
■小特集
人・移動・帰属――変容するアイデンティティ
企画趣旨……大西 楠・テア
日本における移民・難民の包摂と排除――序論的考察……長谷川貴陽史
移動と帰属を峻別せよ……瀧川裕英
前近代における人・移動・帰属……佐藤 団
戦後日本外国人法史のなかのマクリーン「判例」
――自由な入国拒否権から自由な在留管理権への「命がけの飛躍」
……小畑 郁
移動・ジェンダー・世代――現代ヨーロッパにおける労働移動の事例から
……松前もゆる
●新連載
平成民法学の歩み出し
企画趣旨……吉永一行
「契約の拘束力」を根拠とした帰責構造論の到達点
――森田宏樹『契約責任の帰責構造』
……吉永一行
●連載
信用の基礎理論構築に向けて・5-2
金融と「フィデューシャリー・デューティー」(下)
……神作裕之
デジタル・プラットフォームビジネス研究の最前線・3
情報法からみたプラットフォームをめぐる法的課題(上)
……成原 慧・プラットフォームビジネス研究会
ミクロ憲法学の可能性・6-1
外国人の子どもの学習権と就学義務――学校教育法17条をどう読むか
……石塚壮太郎
憲法訴訟の醸成――実務と学説が導く可能性・4
憲法裁判における裁判所と当事者の役割分担
……嘉多山 宗
行政法の基礎理論・6-1
情報秩序としての行政過程の法問題(上)……山本隆司
【B&Aレビュー】
小池直希
「故意の認識対象と符合の限界
――構成要件の故意規制機能を手がかりに(1)(2・完)」
●刑事法学の動き……浅田和茂
【労働判例研究】
団交拒否の不当労働行為と使用者性の判断
――国・中労委(国際基督教大学)事件……有田謙司
【史料の窓】
「図書室日誌」からみる蔵書形成……日向玲理
第71回“社会を明るくする運動”に寄せて……法務省保護局
最高裁新判例紹介
新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム
2021年8月号(2021年7月28日発売)
予定価格:1925円(税込)
特集= 会社法バトルロイヤル――会社法学に「論争」は起こるのか
会社法をめぐる見解・学説の相違を理解するのは難しい。見解が分かれる諸論点の差異・射程を、相対立する議論を通じて可視化する。