雑誌詳細:こころの科学 2022年7月号
- 紙の書籍
- 電子書籍
偶数月17日発売
- [特別企画]
- 貧困と孤立の臨床
- ――“つながり”の支援を考える
定価:税込 1,496円(本体価格 1,360円)
紙の書籍・POD・アーカイブズの価格を表示しています。
電子書籍の価格は各ネット書店でご確認ください。
電子書籍の価格は各ネット書店でご確認ください。
在庫あり
- 発刊年月
- 2022.06
- ISBN
- 978-4-535-14124-7
- 雑誌コード
- 63957
- 判型
- B5判
- ページ数
- 140ページ
紙の雑誌のご購入
内容紹介
貧困や孤立を抱える人と臨床の場で出会ったとき、こころの援助職が果たせる役割は何だろうか。さまざまな実践を通して考える。
■巻頭に
楽薬(らくぐすり)……青木省三
______________________________
■特別企画=貧困と孤立の臨床
――“つながり”の支援を考える
滝川一廣(あなはクリニック)・青木省三(慈圭会精神医学研究所)・
田中 究(ひょうごこころの医療センター)=編
______________________________
貧困と孤立と、こころの臨床……青木省三
貧困と健康問題――社会的処方の実践を通して考えること
……西 智弘
貧困と孤立の交差点で、子育て家族に“つながる”一手を考える
……山野良一
貧困と「ほとんど破壊的といってよい精神状態」について
――児童養護施設から見えるもの……内海新祐
貧困の中のそだち――非行臨床から考えること……田中かおり・門本 泉
現代の貧困を考える……滝川一廣
つながりを求めて――高齢者医療と社会支援に想う孤立と孤独
……繁田雅弘
東日本大震災被災地の支援から考えること……原 敬造
生活困窮者の支援から考えること……的場由木
子ども・親丸ごとサポートから見えること
――「まずはごはん!」から始める支援……徳丸ゆき子
ファミリーホームの実践から考えること
――子ども支援は未来への投資……土井高徳
ギャンブル依存症の支援から考えること……田中紀子
不自由な脳からくる孤立と貧困、支援者に求めたいこと
……鈴木大介
「貧しさ」と「豊かさ」について、精神科臨床で考えること
……田中 究
______________________________
■論説
総合病院で内科・外科に出向く精神科医が考えること
――リエゾン領域における不穏を例に……加藤 温
■特別寄稿
ノルウェーのメディケーションフリー・トリートメントとリフレクティング・プロセス
――マグヌス・ハルトとの会話……矢原隆行
■連載
つながる気持ちはどこへ行く?――思春期の生きづらさとSNS(4)
ゲームを取り上げると暴れてしまう子どもたち……関 正樹
子どもから大人が生まれる時(15)【最終回】
子どもはどんな世界を生きているのか……森口佑介
逆境からのリカバリー ――「暮らす」「生きる」を支援する(8)
変えられるものと変えられないもの……大嶋栄子
カップルセラピーは夫婦を危機から救えるか(7)
J・M・ゴットマンの観察研究(4)……三田村仰
医療という行動(6)
「外来を受診する」という行動、「外来で診療する」という行動
……蒲生裕司
****************************************
■ほんとの対話
大江美佐里/編『トラウマの伝え方』
……平島奈津子
上田琢哉/著『カウンセリングを倫理的に考える』
……上田勝久
能智正博、大橋靖史/編
『ソーシャル・コンストラクショニズムと対人支援の心理学』
……安達映子
■こころの現場から
希望に耳を傾ける(ホームレス自立支援)……三宅弘志
性風俗で働く人たちの声を聴く(法律事務所)……安井飛鳥
****************************************
■伝言板
楽薬(らくぐすり)……青木省三
______________________________
■特別企画=貧困と孤立の臨床
――“つながり”の支援を考える
滝川一廣(あなはクリニック)・青木省三(慈圭会精神医学研究所)・
田中 究(ひょうごこころの医療センター)=編
______________________________
貧困と孤立と、こころの臨床……青木省三
貧困と健康問題――社会的処方の実践を通して考えること
……西 智弘
貧困と孤立の交差点で、子育て家族に“つながる”一手を考える
……山野良一
貧困と「ほとんど破壊的といってよい精神状態」について
――児童養護施設から見えるもの……内海新祐
貧困の中のそだち――非行臨床から考えること……田中かおり・門本 泉
現代の貧困を考える……滝川一廣
つながりを求めて――高齢者医療と社会支援に想う孤立と孤独
……繁田雅弘
東日本大震災被災地の支援から考えること……原 敬造
生活困窮者の支援から考えること……的場由木
子ども・親丸ごとサポートから見えること
――「まずはごはん!」から始める支援……徳丸ゆき子
ファミリーホームの実践から考えること
――子ども支援は未来への投資……土井高徳
ギャンブル依存症の支援から考えること……田中紀子
不自由な脳からくる孤立と貧困、支援者に求めたいこと
……鈴木大介
「貧しさ」と「豊かさ」について、精神科臨床で考えること
……田中 究
______________________________
■論説
総合病院で内科・外科に出向く精神科医が考えること
――リエゾン領域における不穏を例に……加藤 温
■特別寄稿
ノルウェーのメディケーションフリー・トリートメントとリフレクティング・プロセス
――マグヌス・ハルトとの会話……矢原隆行
■連載
つながる気持ちはどこへ行く?――思春期の生きづらさとSNS(4)
ゲームを取り上げると暴れてしまう子どもたち……関 正樹
子どもから大人が生まれる時(15)【最終回】
子どもはどんな世界を生きているのか……森口佑介
逆境からのリカバリー ――「暮らす」「生きる」を支援する(8)
変えられるものと変えられないもの……大嶋栄子
カップルセラピーは夫婦を危機から救えるか(7)
J・M・ゴットマンの観察研究(4)……三田村仰
医療という行動(6)
「外来を受診する」という行動、「外来で診療する」という行動
……蒲生裕司
****************************************
■ほんとの対話
大江美佐里/編『トラウマの伝え方』
……平島奈津子
上田琢哉/著『カウンセリングを倫理的に考える』
……上田勝久
能智正博、大橋靖史/編
『ソーシャル・コンストラクショニズムと対人支援の心理学』
……安達映子
■こころの現場から
希望に耳を傾ける(ホームレス自立支援)……三宅弘志
性風俗で働く人たちの声を聴く(法律事務所)……安井飛鳥
****************************************
■伝言板
こころの科学 225号(2022年9月号)
■予価1496円(税込)/2022年8月17日発売予定
特別企画=病みつつ働く人の支え
こころの不調を抱えつつ働く人が仕事と治療を両立させていくために、何が支えになるだろうか。職場や暮らしにおける工夫を考える。