雑誌詳細:法律時報  2022年8月号

2022年8月号 通巻 1180号

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毎月27日発売
[特集1]
AIと民法
定価:税込 2,145円(本体価格 1,950円)
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在庫僅少
発刊年月
2022.07
雑誌コード
08027
判型
B5判
ページ数
188ページ
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内容紹介

今後ますます発展するであろうAIが、人・契約・不法行為といった民法の基本問題にどのような影響を与えるのかを考察する。

※『法律時報』の電子書籍Kindle版(法律時報e-book)は、各号の特集記事部分を電子書籍化したものです。連載記事などは含まれていません。

【法律時評】
「戸籍法改正の中間試案」と命名権……河上正二

【判例時評】
国民審査の憲法理論に向けて
――最高裁令和4年5月25日大法廷判決……木下昌彦
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■特集=AIと民法
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企画趣旨……水津太郎 

AIの私法上の権利主体性……村田健介 

AIによる契約の締結……岡本裕樹 

AIと消費者……大澤 彩 

AIと約款規制……西内康人 

AI技術により自動生成された人物肖像の利用によるパブリシティ権侵害
……柿沼太一 

AI機器使用の不法行為における過失判断
――医療・介護分野での責任判断を契機に
……米村滋人 

AIと無過失責任
――施設・機械の自動運転に伴う事故の危険責任・瑕疵責任による規律
……橋本佳幸 

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■小特集
デジタル社会と登記――日本登記法学会第6回研究大会

デジタル社会における不動産登記簿の公開……小西飛鳥 

リモートセンシングデータの登記利用……今瀬 勉 

デジタル化時代の不動産登記実務……隂山克典 

午後の部(不動産登記)質疑応答の概要……石田 剛 

講評……道垣内弘人 

[全体総括]
デジタル社会における商業登記理論と不動産登記理論の交錯
……七戸克彦

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●論説
肖像の商業的利用における契約規制のあり方(上)
……隈元利佳 

令和3年ストーカー規制法改正の意義と今後の課題(上)
――刑事立法学の一局面として
……深町晋也 

不同意性行罪の新設の意義と課題(上)……斉藤豊治 


●連載
公益の実現と法――人々の自発的活動が導く「公益」を考える・7-4
プラットフォームとインフラストラクチャーをめぐる法の一般原則(下-2)
――「法の下の平等」の私法的基礎づけを含めて
……渕 圭吾 

デジタル・プラットフォームビジネス研究の最前線・14
ブロックチェーンと法(下)
……片桐直人・プラットフォームビジネス研究会 

ミクロ憲法学の可能性・12-1
水害に関する国の法的責任と防災義務
――ハザードマップの整備と水害リスク説明を中心に
……石塚壮太郎 

憲法訴訟の醸成――実務と学説が導く可能性・15
選挙訴訟の主観的性格と客観的性格――ドイツ選挙審査抗告と対比して
……畑尻 剛 

平成民法学の歩み出し・13
法変容の突破口としての所有権留保
――道垣内弘人『買主の倒産における動産売主の保護』
……阿部裕介


【B&Aレビュー】
寺嶋文哉「緊急避難の基本構造に関する一考察(1)(2・完)――フランス緊急避難論の展開を中心に」
●刑事法学の動き……生田勝義 

【特別刑法判例研究】
廃棄物処理法16条の2(廃棄物の焼却禁止)の除外事由を定める同法施行令14条4号及び5号の解釈
……天田 悠 

【労働判例研究】
労働契約申込みみなし制度における偽装請負と「免れる目的」
――東リ事件
……沼田雅之 

【史料の窓】
カラカウア王のアジア連合策と明治天皇盟主論……堀口 修 


最高裁新判例紹介/新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム

2022年9月号(2022年8月26日発売)

特集=インフラと法――「生」の基盤を考える

予定価格:1925円(税込)

日常生活の無意識を成り立たせる基盤=インフラを、法はいかに扱っているのか。国家・社会が果たすべきインフラ責任を問い直す。