雑誌詳細:法律時報  2023年4月号

2023年4月号 通巻 1188号

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毎月27日発売
[特集1]
財産権とその処分
定価:税込 1,925円(本体価格 1,750円)
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在庫僅少
発刊年月
2023.03
雑誌コード
08027
判型
B5判
ページ数
168ページ
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内容紹介

物権と債権を区別する意義や、財産権の処分の基本構造等を改めて整理し、現代における財の多様化といった課題への対処を考える。

※『法律時報』の電子書籍Kindle版(法律時報e-book)は、各号の特集記事部分を電子書籍化したものです。連載記事などは含まれていません。

【法律時評】
メタバース時代の知的財産法?——生鮮食料品と求道者……上野達弘
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■特集= 財産権とその処分
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企画趣旨……水津太郎

物権と債権の区別……大塚智見 

制限物権論……阿部裕介 

物権のなかの地役権と“人役権”……柴田彬史 

「財産権」の法的性質について——債権上の所有権論の再考を通じて
  ……岩川隆嗣 

処分行為について
——地上権設定・抵当権設定・債権譲渡は(準)物権行為か
  ……白石 大 

処分権・授権・物権行為……高 秀成 

将来の権利の処分に関する予備的考察—
—ドイツの近時の議論状況を参考にして……和田勝行 

放棄……山城一真 

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■特別企画
ウクライナ戦争と日本国憲法——緊迫する国際情勢の中の憲法9条


緊迫の時代における憲法9条のリアリティ
——「ウクライナ戦争」の逆説……水島朝穂 

現代世界秩序構想と平和主義規範……五野井郁夫 

ロシアによるウクライナ侵略と日本国憲法の思想……山元 一

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●連載
信用の基礎理論構築に向けて・9-2
租税国家の危機 2.0(中)
——財政・貨幣・金融の連関構造の動揺と再構築?
  ……藤谷武史 

法をめぐるミスコミュニケーション・2-2
親子法をめぐる法と科学技術のミスコミュニケーション(下)
  ……中村多美子 

紛争が戦争とならないために
——領域支配をめぐる対立の制御における国際法の役割・6
海から始まる戦争の防止
——ニカラグア=コロンビア領土海洋紛争を手掛かりに
  ……石井由梨佳 

幻の創文社版『憲法綱要』とその批判的検討・4
「近代/現代憲法」と「近代/現代民法」の交錯
——公序としての家族とその解体……木村草太 

憲法訴訟の醸成——実務と学説が導く可能性・22 [最終回]
憲法裁判と司法権(下)……野坂泰司 

行政法学のリ・デザイン——二元的思考を超えて・3-1
裁判官の心証形成の態様に着目した国家賠償及び
損失補償の要件論に関する実験的考察(上)
  ……津田智成 

平成民法学の歩み出し・20
基本権保護義務論から憲法基底的重層論へ
——山本敬三「現代社会におけるリベラリズムと私的自治(1)(2)
——私法関係における憲法原理の衝突」
  ……高 秀成 

著作権法と刑法の語らい・6
[リツイート事件]著作権法学から見たリツイート事件
  ……長谷川 遼 

公判外供述の比較法研究・2-1
ドイツの刑事手続上の公判外供述(1)——直接主義を中心に
  ……川島享祐 

日本的雇用を問い直す・4
年功型賃金と定年の合理性
——日本的年功制度の法的意義を問い直す
  ……柳澤 武 


【B&Aレビュー】
山下裕樹「遺棄罪の諸概念の内容について(1)〜(3・完)」
●刑事法学の動き……十河太朗 

【特別刑法判例研究】
銃砲刀剣類所持等取締法22条における「正当な理由」の意義
  ……十河隼人 

【労働判例研究】
大学非常勤講師は「研究者」に当たらないとして科技イノベ活性化法上の
10年特例の適用を否定した例——学校法人専修大学事件
  ……本久洋一 

【史料の窓】
三国同盟を審査した枢密院の3つの会議録……田浦雅徳


新法令解説/文献月報・判例評釈/メモランダム



法律時報 2023年5月号(2023年4月27日発売)

特集=国会実務と憲法——「憲法改革」の核心

■予価2200円(税込)

「国会の機能不全」問題に対し、実務家・憲法研究者の両面からの様々な考察を行うことで、「憲法改革」の核心を問い直す。