雑誌詳細:こころの科学  2023年11月号

2023年11月号 通巻 232号

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偶数月17日発売
[特別企画]
子どもの声を聴く
——支援の現場から「子どもの権利」を考える
吉川 徹/編
定価:税込 1,496円(本体価格 1,360円)
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在庫あり
発刊年月
2023.10
ISBN
978-4-535-14132-2
雑誌コード
63957
判型
B5判
ページ数
136ページ
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内容紹介

一人ひとりの子どもの声に耳を傾けるために、私たちには何ができるだろうか。福祉や教育、医療、司法など、様々な支援の現場で考える。

■巻頭に
被害妄想をもつ人への面接……宮岡 等
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■特別企画 
子どもの声を聴く――支援の現場から「子どもの権利」を考える     

吉川 徹(愛知県医療療育総合センター中央病院子どものこころ科)=編
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▼総論

あらためて「子どもの権利」とは……大谷美紀子

政策決定にかかわる子ども・若者の参画
――その意義と有効性を支える実証研究……両角達平

子どもアドボカシーの意義と必要性……堀 正嗣


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▼児童福祉の現場から

児童相談所は子どもの声をどのように聴こうとしているのか……鈴木浩之

子どもの「声」とその基盤
――児童養護施設における『子どもの権利ノート』から考える……長瀬正子

児童養護施設で子どもの声を聴く……楢原真也

意見表明権の保障と「育ち・育てなおし」
――児童自立支援施設の現場から……上村千尋


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▼さまざまな現場から

小児科病棟で子どもの声を聴く
――チャイルド・ライフ・スペシャリストの視点から……佐々木美和

児童・思春期病棟で「子どもの声を聴く」ために……堀川直希

子どもの医療における共同意思決定……田中恭子

家事事件における子どもの手続参加と手続代理人制度……高橋直紹

離婚のプロセスで子どもの声を聴く……小泉道子


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▼子どもの表現の自由を守る

子どもの表現とその権利の保障……西郷南海子

デジタル世界で子どもの表現を守る……坂本 旬

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■論説
聞こえにくさを抱えることの当事者研究――心理的支援のあり方を考える
  ……勝谷紀子

■エッセイ
精神保健の歩みを個人史からたどる――地域やひとを導線とした一つの試み
  ……竹島 正

■連載
つながる気持ちはどこへ行く?――思春期の生きづらさとSNS(12)
 【最終回】子どもたちのつながる気持ちと「居場所」……関 正樹

アタッチメントを学ぼう――関係性の理解と支援(7)
  人生後半のアタッチメント……北川 恵

みえているけど“気づかないこと”――ナラティヴの向こう側(2)
   「不自由さ」は障がいがある人だけのもの?……山本智子

こころとキャリアの羅針盤――働く人と職場を支える(3)
  緊急事態ストレスマネジメント……松本桂樹

カップルセラピーは夫婦を危機から救えるか(15)
  カップルセラピーの共通要因・原理・統合……三田村仰


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■ほんとの対話
宮地尚子、村上靖彦『とまる、はずす、きえる』……内海新祐

福丸由佳 編
『離婚を経験する親子を支える心理教育プログラムFAIT―ファイト―』
  ……村尾泰弘


■こころの現場から
HIV・血友病のこれから(エイズカウンセリング)……小島賢一

話せるようになることは喪失かもしれない(子どもアドボカシー)
  ……山口有紗


■伝言板

こころの科学 233号(2024年1月号)

●2023年12月18日発売予定/予価1,496円

特別企画=セクシュアリティ——対人援助の新たな視点
多様なセクシュアリティの人にとって、対人援助の場を安心・安全な空間としていくために。さまざまな現場で、セクシュアリティの視点を実践に活かす方途を探る。