雑誌詳細:経済セミナー  2024年8・9月号

2024年8・9月号 通巻 739号

  • 紙の書籍
奇数月27日発売
[特集1]
エビデンスは社会を良くできるのか?
定価:税込 1,628円(本体価格 1,480円)
未刊
発刊年月
2024.07
雑誌コード
03545
判型
B5判
ページ数
140ページ

内容紹介

日本の政策・ビジネスの現場でEBPMが進んでいるか? エビデンスを通じてより良い社会を創るための道筋を実践と研究の両面から探る。

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特集= エビデンスは社会を良くできるのか?
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【鼎談】エビデンスで未来を創る──ビジネスの力で何ができるか?
    ……高島宏平×杉谷和哉×中室牧子

【鼎談】政治とEBPMのこれから──エビデンスにどう向き合うべきか?
    ……小倉將信×杉谷和哉×中室牧子


エビデンス業界の市場分析……伊芸研吾

日本のEBPMの現在地──英国・米国との比較からの考察
  ……内山融

“ポスト・エビデンスピラミッド”の歩き方
──「5評価軸×3段階の評価枠組み」と「GRADEシステム」を例に
  ……林岳彦・加納寛之

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|新連載|
◇経済学キャリア・インタビュー vol.1
専門知識を活かしたインダストリーでの価値創出……伊藤寛武


|連載|
◇マクロ開発経済学 vol.14[最終回]
生死と経済発展……植田健一

◇プラットフォームの経済学 vol.2
プラットフォーム・ビジネスを軌道に乗せる……佐藤進・善如悠介

◇どうする独裁者 数理・データ分析で考える権威主義 vol.7
野心の膨張……浅古泰史・東島雅昌

◇ゼロ金利制約下の金融政策 FRBの政策運営 vol.6
ゼロ金利制約と不確実性……仲田泰祐

◇社会保障のこれまでとこれから 福祉国家と実証経済学の視点 vol.3
平等化装置としての義務教育……安藤道人

◇はじめてのマクロ経済学 vol.3
経済成長理論と成長回帰……盛本圭一

◇データで社会をデザインする 機械学習・因果推論・経済学の融合 vol.18
過去を反省する(補論)──差の差(1):理論
  ……成田悠輔・矢田紘平

◇海外論文SURVEY vol.130
住宅価格と求職の隠れた関係性……小栗洵子

◇Comments 『経済セミナー』2024年4・5月号へのコメント
  ……金山隼人

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|書評|
『はじめての統計的因果推論』岩波書店  林岳彦/著
  ……評者:星野匡郎

新刊書紹介
ECONO FORUM



経済セミナー2024年10・11月号

特集=日本の金融政策を振り返る(仮)

長きにわたってデフレが続く中、日本では世界に先駆けて多様な金融政策が実践されてきた。
2000年代以降の日本の金融政策・経済運営は、どのように評価できるのか? コロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻開始後の私たちを取り巻く情勢に、いかに対応できるのか?
金融・経済学研究のフロントランナーたちが日本の金融政策を振り返るとともに、現在直面する課題を整理し、将来の展望を描く。

青木浩介(東京大学教授)×白塚重典(慶應義塾大学教授)×戸村肇(早稲田大学教授)×植田健一(東京大学教授)

●予価1518円(税込)/9月27日発売予定