雑誌詳細:こころの科学  2024年11月号

2024年11月号 通巻 238号

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偶数月17日発売
[特別企画]
双極症と生きる
鈴木映二/編
定価:税込 1,496円(本体価格 1,360円)
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在庫あり
発刊年月
2024.10
ISBN
978-4-535-14138-4
雑誌コード
63957
判型
B5判
ページ数
112ページ
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内容紹介

一人ひとりの当事者が双極症と共によりよく生きるために。専門職や当事者、家族による、リカバリーに向けたアドバイスやメッセージ。

■巻頭に もしもの日……吉川 徹
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■特別企画 双極症と生きる    
鈴木映二=編(東北医科薬科大学医学部精神科学教室教授)
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●改めて双極症を理解する
DSMでは見えてこない双極症の特徴……溝渕耕輔・小笠原一能

双極症はなぜ発症するのだろうか……加藤忠史

当事者の経験を今後の研究に生かしてほしい……亀沖昌睦

双極症に悩む人が実際に困っていること……磯谷悠子・鈴木映二

当事者同士の助け合いを通じて思う双極症はこんな病気
  ……窪田信子


●ライフステージをよりよく生き続けるために
気性が荒い子どもたちをどう診るか……福地 成

双極症を抱えながら妊娠・出産・子育てをするために
  ……根本清貴

妻の妊娠・出産・子育てを支えた経験から……前田 直

双極症を抱えながら働くための支援……大江悠樹・渡邊衡一郎

家族に支えられて、今元気に働いています……佐藤登希枝


●「生きる」を支える治療とケア
双極症の診断と治療をどのように伝え、服薬を支えるか
  ……武島 稔

診療ガイドラインと当事者ガイドを日々の診療に活かすには
――医療者と当事者との共同意思決定の助けに
  ……松尾幸治

双極症のセルフケア
――「薬」以外に、当事者や家族ができること……宗 未来

双極症に特徴的なリズム障害と怒りをどのようにケアするか
  ……座間味優・高江洲義和

精神科訪問看護――〝強み〟に着目した共同作業……青木裕見

長い間治療を受けてきて、定年を迎えて今思うよい治療とは
  ……庄司文雄

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■視点
嘔吐恐怖をもつ人へのかかわり――当事者の抱える困難と治療
  ……野呂浩史


■連載
性暴力とわたしたち――未来を生きるレジリエンス(5)
フラッシュバックとセルフケア……新井陽子

みえているけど“気づかないこと”――ナラティヴの向こう側(8)
面談での対話を日常の体験に落とし込む……山本智子

こころとキャリアの羅針盤――働く人と職場を支える(9)
ストレスチェックを活用した職場環境改善……松本桂樹

ケアを支える言葉と対話――こころを診る、そのまえに(6)
「わかろうとする」ということ……大石 智

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■ほんとの対話
ブロック他 編『共生社会のための精神医学』……宮岡 等

下山晴彦 編著『そもそも心理支援は、精神科治療とどう違うのか』
  ……元永拓郎

市川岳仁 編著『アディクト(依存者)を超えて』……掛川直之

萩原広道『子どもとめぐることばの世界』……広瀬友紀


■こころの現場から
未来の相談室(私設心理相談)……今井たよか

出てきたいなら、止めはしないけど(弁護士事務所)
  ……青木志帆


■伝言板

こころの科学239号(2025年1月号)

特集=生きづらさと犯罪

●2024年12月17日発売予定/予価1,496円