雑誌詳細:こころの科学  2026年7月号

2026年7月号 通巻 248号

  • 紙の書籍
偶数月17日発売
[特別企画]
バウンダリーを語ろう
──支援に活きる関係性の視点
山登敬之/編
定価:税込 1,595円(本体価格 1,450円)
未刊
発刊年月
2026.06
ISBN
978-4-535-14148-3
雑誌コード
63958
判型
B5判
ページ数
144ページ

内容紹介

家庭や職場、学校、支援の現場からSNSまで、あらゆる関係性で課題になりうる境界線。その大切さと向き合い方を多様な視点から探る。


●巻頭に Measurement-Based Careへの憂い……宮岡 等
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■特別企画 バウンダリーを語ろう——支援に活きる関係性の視点
山登敬之=編(明治大学子どものこころクリニック院長)
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バウンダリーってなんだろう……鴻巣麻里香

親密な関係性における境界線——安心感の回復に向けて……野坂祐子

対話とバウンダリー……斎藤 環

バウンダリーと承認
——主体性の回復と「傷つけない支援」の条件……工藤由佳・向谷地生良

ジェンダー・アイデンティティのバウンダリー……佐々木掌子

バウンダリーの本質——臨床の立場から……岡野憲一郎

支援? それとも侵害?
——教育困難校でバウンダリーを考える……すぎむらなおみ

バウンダリーの多層性——児童福祉現場から考える……川松 亮

「あんたも大変やね」「でも、ようやってると思うで」
——親子の境界線を育てる……田中茂樹

DV事案におけるバウンダリーと権利擁護——弁護士の立場から……太田啓子

“居る”ことの揺らぎと、安心できる暮らしの場
——被害体験のある女性支援の現場から……大嶋栄子

職場でのバウンダリー
——「仕事をする人」としての私、「人間」としての私……大井雄一

ソーシャルメディアと境界線
——揺らぎと引き直しの絶えざる模索……荻上チキ


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■エッセイ

塀(バウンダリー)を跳び越える実験……坂上 香

世界のADHDグレーゾーンをめぐる旅……高野秀行

見えない線の引き方、その覚え方
——発達障害のあるわたしの経験から……高木美歩

アディクション臨床でバウンダリーに悩む……松本俊彦

越境者たち、その思い出
——精神科における治療関係とバウンダリー問題……山登敬之

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■論説
「眠れない」に向き合う
——不眠症治療の第一選択・不眠の認知行動療法を手に……古川由己


■対談
外国ルーツの人たちも安心できる社会に向けて
  ……田口ローレンス吉孝・吉川 徹


■新連載
社会的養護の「その後」を生きる(1)
生きる希望を探して……荒川美沙貴

■連載
ネット・ゲーム依存を病気にしないために(7)
ガードレールに座りながら……佐久間寛之

ケアを支える言葉と対話——こころを診る、そのまえに(16)
ケアする人のケアを意図するということ……大石 智

発達支援の実践学——〈ケースで読む〉小さな調整のチカラ(4)
フォーマル・アセスメントを「暮らしの安心」につなげるために
  ……佐々木康栄

混沌の中で、「私」を結ぶ——自閉スペクトラム症と精神病理学(10)
希望の未来への時間論……清水光恵

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■ほんとの対話
佐藤洋輔、沢宮容子 編『動機づけ面接入門』……成瀬暢也
笠井清登、熊谷晋一郎 編『コ・プロダクション実践ガイド』……松尾幸治
垂髪あかり、坂本彩『〈ヨコへの発達〉というまなざし』……會田千重


■こころの現場から
大きな声が勝つ?(単科精神科病院)……小川 基
過去の悪事(心理相談室)……金山佐喜子


■伝言板




こころの科学249号(2026年9月号)

特別企画=外見へのこだわり——SNS時代の不安と向き合う

醜形恐怖の裾野が広がる一方、外見美への関心が高まり続ける現代社会。SNSを通じて強まる生きづらさの理解と援助を考える。
永田利彦/編(なんば・ながたメンタルクリニック院長)

●予価1496円(税込)/2026年8月17日発売予定