雑誌詳細:法律時報  2008年12月号

2008年12月号 通巻 1003号

  • 紙の書籍
毎月27日発売
[特集1]
2008年学界展望
定価:税込 3,772円(本体価格 3,429円)
在庫なし
発刊年月
2008.11
雑誌コード
08027
判型
B5判
ページ数
416ページ

内容紹介

07年10月から08年9月までに発表された法学界の主要書籍・論文を各法分野別にセレクトし、その理論動向と問題関心を分析した好評の大特集、2008年版。

【法律時評】

食品安全システム強化に向けて――視点と課題/徳田博人



■特集=2008年学界回顧



憲法/井口秀作+髙佐智美

行政法/山田 洋+岸本太樹+戸部真澄

情報・メディア法/松井修視+千 命載+田北康成

教育法/世取山洋介

租税法/奥谷 健

刑法/松原芳博+專田泰孝+若尾岳志+渡邊卓也+内田幸隆+杉本一敏

刑事政策/本庄 武

民法(財産法)/後藤巻則+秋山靖浩+三枝健治+川地宏行

民法(家族法)/本山 敦

土地法/大野 武

医事法/宮下 毅+城下裕二

交通法/野村摂雄

環境法/黒川哲志+遠井朗子

商法/鈴木千佳子+来住野 究+杉田貴洋+渋谷光義

保険・海商・航空法/清水耕一+前原信夫+切詰和雅+菊池直人

金融法/青木浩子

経済法/池田千鶴

国際経済法/阿部克則+内記香子

消費者法/細川幸一

知的財産法/平嶋竜太+中山代志子

労働法/大内伸哉+石田信平

社会保障法/増田幸弘

民事訴訟法/林伸太郎+齋藤 哲+小原将照

刑事訴訟法/田淵浩二+中島洋樹

EU法/須網隆夫+小場瀬琢磨

国際法/湯山智之+坂本一也

国際私法/植松真生

法社会学/大塚 浩

法哲学/高橋洋城

英米法/大久保優也+森本直子

ドイツ法/土田伸也+近藤雄大

フランス法/大津 浩+野澤正充

ロシア・東欧法/佐藤史人

アジア法/鈴木 賢+片桐由喜+島田 弦+浅野宜之+西 英昭

日本法制史/稲田奈津子+杉崎友美+日比佳代子+宇野文重

東洋法制史/鈴木秀光+柳橋博之

西洋法制史/三成賢次+林 智良+阪上眞千子+的場かおり

ジェンダーと法/岡田久美子+小竹 聡+立石直子

司法問題/飯 考行



【論説】

憲法理論の再創造(6)

参政権と議会制民主主義――国会の構成と機能をめぐるジレンマ/只野雅人

公私協働の最前線(7)

イギリスにおける地方戦略協働組織と地方協定/大田直史

多角的法律関係の研究(6)

契約引受に見られる多角的法律関係/遠藤研一郎



【刑事訴訟法判例研究】

少年法20条による検察官送致決定に対する特別抗告の許否/山崎俊恵



【労働判例研究】

非組合員たる新規採用者に関する初任給引下げの義務的団交事項該当性/木南直之



【史料の窓】

民権結社と集会条例/福井 淳

2009年1月号

裁判員裁判の実施に向けて――準備状況の現段階と残された課題

2009年5月に実施される裁判員裁判。特殊日本的な刑事司法の歪みを、市民参加を梃子にして正すことができるのか。施行直前段階における残された課題を浮き彫りにしつつ、21世紀の日本の刑事司法の進むべき方向を模索する。