雑誌詳細:法律時報 2004.6
- 紙の書籍
毎月27日発売
- [特集1]
- 国際社会と憲法九条の役割
定価:税込 1,885円(本体価格 1,714円)
- 発刊年月
- 2004.05
- 雑誌コード
- 08027
- 判型
- B5判
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内容紹介
日本国憲法の基本原理である平和主義にとって歴史的に重大なこの時期に憲法学、政治学、国際法学などの専門研究者により、憲法9条をめぐる問題について学際的に検討し、その上で改めて憲法9条を積極的に選択する道筋を明らかにする。
【法律時評】
オウム裁判が投げかけたもの 川崎英明
[特集]
国際社会と憲法九条の役割
日本国憲法の基本原理である平和主義にとって歴史的に重大なこの時期に憲法学、政治学、国際法学などの専門研究者により、憲法9条をめぐる問題について学際的に検討し、その上で改めて憲法9条を積極的に選択する道筋を明らかにする。
《座談会》
イラク戦争、改憲論の中で憲法九条を生かす道をさぐる
藤田久一・杉田敦・愛敬浩二・山内敏弘(司会)
《総論》
第九条における憲法学説の位置 奥平康弘
日本国憲法・国連憲章・立憲主義――国際法秩序における憲法九条の意味について
最上敏樹
立憲主義の危機と市民政治の将来――試練の中の平和憲法と平和陣営
千葉 眞
司法アクセスと法学教育――民事手続法を中心に 佐藤鉄男
大学法学部・法科大学院における行政法学教育 白藤博行
《自衛隊のイラク派兵と有事法制》
自衛隊のイラク派兵と国際法 松田竹男
自衛隊のイラク派兵と立憲・平和主義 古川 純
「有事法制」と「国民保護法案」 本多滝夫
《憲法九条の役割》
憲法九条と「人間の安全保障」 浦部法穂
憲法九条への国際法の水脈――「殺される側」の眼差し 阿部浩己
東北アジアから見た憲法第九条の役割――韓国の平和運動を中心に
李京柱
緊急企画=「週刊文春」差止め事件
差止めの経緯と評価 山川洋一郎
差止め事件後の報道環境 浜田純一
【論説等】
行政の情報化と電子的行政手続(上) 稲葉一将
アンシャン・レジームと憲法 第5回――第2章=新君主制と宗教改革(2)
長谷川正安
地方自治権論・再考 第3回 杉原泰雄
【取引法研究会レポート】
空リース・空クレジット等に関する保証契約と要素の錯誤について 吉岡伸一
【修復的司法の動向】
ローラ・ミルスキー「家族集団会議の世界的広がり
――第三弾」 竹原幸太
【労働判例研究】
職務著作の成立要件と「雇用関係」の存否
――エーシーシープロダクション製作スタジオ事件 大山盛義
【世界の法情報学はいま(11)】
サイバーコート 笠原毅彦
【最高裁新判例紹介】
刑事関係――平成15年11月21日第二小法廷判決(自動車の保管場所の確保等に関する法律違反被告事件)
刑事事件――平成15年12月11日第一小法廷判決(ストーカー行為等の規制等に関する法律違反被告事件)
刑事事件――平成15年12月18日第二小法廷決定(有価証券偽造、同行使、公正証書原本不実記載、同行使、有印私文書偽造、同行使被告事件)
【史料の窓】
『明治天皇紀』と金子堅太郎 岩壁義光
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム
オウム裁判が投げかけたもの 川崎英明
[特集]
国際社会と憲法九条の役割
日本国憲法の基本原理である平和主義にとって歴史的に重大なこの時期に憲法学、政治学、国際法学などの専門研究者により、憲法9条をめぐる問題について学際的に検討し、その上で改めて憲法9条を積極的に選択する道筋を明らかにする。
《座談会》
イラク戦争、改憲論の中で憲法九条を生かす道をさぐる
藤田久一・杉田敦・愛敬浩二・山内敏弘(司会)
《総論》
第九条における憲法学説の位置 奥平康弘
日本国憲法・国連憲章・立憲主義――国際法秩序における憲法九条の意味について
最上敏樹
立憲主義の危機と市民政治の将来――試練の中の平和憲法と平和陣営
千葉 眞
司法アクセスと法学教育――民事手続法を中心に 佐藤鉄男
大学法学部・法科大学院における行政法学教育 白藤博行
《自衛隊のイラク派兵と有事法制》
自衛隊のイラク派兵と国際法 松田竹男
自衛隊のイラク派兵と立憲・平和主義 古川 純
「有事法制」と「国民保護法案」 本多滝夫
《憲法九条の役割》
憲法九条と「人間の安全保障」 浦部法穂
憲法九条への国際法の水脈――「殺される側」の眼差し 阿部浩己
東北アジアから見た憲法第九条の役割――韓国の平和運動を中心に
李京柱
緊急企画=「週刊文春」差止め事件
差止めの経緯と評価 山川洋一郎
差止め事件後の報道環境 浜田純一
【論説等】
行政の情報化と電子的行政手続(上) 稲葉一将
アンシャン・レジームと憲法 第5回――第2章=新君主制と宗教改革(2)
長谷川正安
地方自治権論・再考 第3回 杉原泰雄
【取引法研究会レポート】
空リース・空クレジット等に関する保証契約と要素の錯誤について 吉岡伸一
【修復的司法の動向】
ローラ・ミルスキー「家族集団会議の世界的広がり
――第三弾」 竹原幸太
【労働判例研究】
職務著作の成立要件と「雇用関係」の存否
――エーシーシープロダクション製作スタジオ事件 大山盛義
【世界の法情報学はいま(11)】
サイバーコート 笠原毅彦
【最高裁新判例紹介】
刑事関係――平成15年11月21日第二小法廷判決(自動車の保管場所の確保等に関する法律違反被告事件)
刑事事件――平成15年12月11日第一小法廷判決(ストーカー行為等の規制等に関する法律違反被告事件)
刑事事件――平成15年12月18日第二小法廷決定(有価証券偽造、同行使、公正証書原本不実記載、同行使、有印私文書偽造、同行使被告事件)
【史料の窓】
『明治天皇紀』と金子堅太郎 岩壁義光
新法令解説
文献月報・判例評釈
メモランダム