雑誌詳細:法律時報  2004.4

2004.4 通巻 942号

  • 紙の書籍
毎月27日発売
[特集1]
民事法大改革の時代
定価:税込 1,466円(本体価格 1,333円)
発刊年月
2004.03
雑誌コード
08027
判型
B5判

内容紹介

ここ数年、司法制度改革の進行とも関連して、民事法全般にわたり、法改正・整備が進んでいる。

その内容を解説するとともに、今後の民事法の展開と方向性をマクロな視点も交えて考察する。

【法律時評】

 自衛隊のイラク「派遣」と国会審議 倉持孝司



特集=民事法大改革の時代

《座談会》

民事法の大改正を鳥瞰する

田中弥生・野田 博・田島純藏・松森 宏・(司会)山野目章夫

《論考》

会社法制の現代化に関する要綱試案における合併対価の柔軟化について 柴田和史

動産担保・債権譲渡に係る公示制度の創設――要綱中間試案を中心に 千葉恵美子

不動産登記法の改正 松岡久和

信託法の改正 太田達男

生殖補助医療 本山 敦

民事手続法の改正 我妻 学



[座談会]「量刑判断の実際」と量刑理論

小林 充・原田國男・岡上雅美・井田 良





【取引法研究会レポート】

共同企業体の代表者による契約締結と契約の効果の帰属 納屋雅城



【論説等】

地方自治権論・再考 第1回 杉原泰雄

アンシャン・レジームと憲法 第4回――第1章 宗教戦争と絶対王制(3) 長谷川正安



【修復的司法の動向】

バス・ヴァン・ストッコム

 「修復的司法カンファレンスにおける道義的な感情:恥のマネージメントと共感のデザイン」

小長井賀與



【メディア判例研究】

コピーライト法は第一修正に「カテゴリィとして」抵触しないのか

 ――1998年コピーライト期間延長法(CTEA)の合憲性 紙谷雅子



【労働判例研究】

業務委託に伴う出向命令と出向期間延長措置の効力

 ――新日本製鐵(日鉄運輸第2)事件 石橋 洋



【世界の法情報学はいま(9)】

"A Legal Publishers' List: Librarians Cooperate to Discern

the Corporate Affiliations of U. S. Legal Publishers" 成田 博



【最高裁新判例紹介】

刑事事件――平成15年4月11日第二小法廷決定(覚せい剤取締法違反、関税法違反被告事件)



【史料の窓】

徴兵制60周年の勅語と国際社会 堀口 修





 新法令解説

 文献月報・判例評釈

 メモランダム