雑誌詳細:法学セミナー 2004.9
- 紙の書籍
毎月12日発売
- [特集1]
- 判例からみる「憲法の力」
- [特集2]
- イラク人質事件・日本人対"世間"の法感覚
定価:税込 985円(本体価格 895円)
- 発刊年月
- 2004.08
- 雑誌コード
- 08069
- 判型
- B5判
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内容紹介
特集1では、「使えない憲法」だから「改憲」……の前に、最近の下級審判例の中に、生きた「憲法の力」をみる。
特集2では、なぜイラク人質たちはバッシングされたのか。曲がり角に立つ日本の国家と個人の関係を、法と「世間」から読み解く。
[▼法学部生へのメッセージ]
「パンのための学問」の根底にあるものを見据えた学び――専修大学 日高義博
[▼法科大学院探訪]
関西学院大学法科大学院――夢を持った法曹を育てるために
加藤徹教授、丸田隆教授、豊川義明教授に聞く
[▼ルポルタージュ憲法〔新連載〕]
立憲主義が危ない 斎藤貴男
[▼新刊ガイド・書評]
斎藤貴男著『絶望禁止!』――忘れられない、忘れてはならない「何」か 上之郷利昭
[特集1]
判例からみる「憲法の力」
企画の趣旨
愛敬浩二
弁護団に聞く――訴訟のポイントは何か?
高野範城・宮原哲朗
学生無年金障害者訴訟判決
――東京地判2004・3・24
愛敬浩二
中国人強制連行・強制労働訴訟判決
――新潟地判2004・3・26
大河内美紀
原爆症認定申請却下処分取消訴訟判決
――東京地判2004・3・31
柳井健一
小泉首相靖国参拝違憲訴訟判決
――福岡地判2004・4・7
斉藤小百合
違憲審査制の意義とその活性化の方向性
木下智史
[特集2]
イラク人質事件・日本人対"世間"の法感覚
――グローバルとローカルのはざまで
国家の「責務」と国民の「自己責任」
――イラク人質事件が示す課題
岡田順太
日本外交は死んだのか
――外交の果たすべき役割と日本の針路
〔インタビュー〕天木直人
「イラクの中心」で、人質事件を考える
――いま、「強い国」へのターニングポイントにある日本
加藤健二郎
イラク人質はなぜバッシングされたのか
――法と世間のメカニズム
佐藤直樹
サイバー空間で肥大する「世間空間」
――「2ちゃんねる」と「blog」の「世間」
矢野直明
[ロー・ジャーナル]
刑務所の風景(2)刑務所の中の刑務所――昼夜間独居の住人たち
浜井浩一
独仏基本権比較試論
オリヴィエ・ジュアンジャン+[訳・解説]山元 一
アメリカにおける死刑モラトリアム運動の前進
柳重雄
法科大学院における法律基本科目の学習――ひとつの考え方
竹内 淳
[ロー・クラス]
憲法の基本原理で考える(18)
政治的平等と「自律的個人」「市民」 只野雅人
民法総則講義〔第2部=本論〕(17)
第2章=人(自然人)(4)――成年後見(その1) 河上正二
ロースクール民事訴訟法(16)
証明責任の分配 小林秀之
連続対談・ビジネス法務とロースクール教育(21)
「日本の再建にかかわる」法律家としての実感
今井和男弁護士×野村修也
法律学のフロンティア(2)
ロシア法への誘い――いまが面白いロシア法の学習 竹森正孝
[最新判例演習室]
憲法■国民体育大会と国籍条項 近藤 敦
――最二小判2004・6・11
行政法■行政計画に適合しないことを理由とする不許可処分の適法性 岡田正則
――最一小判2004・1・15
民法■スキルス胃癌で死亡した患者の「相当程度」の延命可能性と医師の責任 角田美穂子
――最一小判平16・1・15
刑法■被害者の不適切な行為の介入と因果関係の存否 豊田兼彦
――最二小決平16・2・17
商法■退任した取締役の責任を追及する際の会社の代表者 鳥山恭一
――最三小判2003・12・16
民事訴訟法■親権者指定協議無効確認の訴えの適法性 和田吉弘
――東京高判平15・6・26
刑事訴訟法■訴因外事実を原審が認定した場合における控訴審の処理 中川孝博
――最二小判平16・2・16
労働法■B金融公庫(B型肝炎ウイルス感染検査)事件 小宮文人
――東京地判平15・6・20
[ライブラリー]
新刊ガイド/マジカル・ミステリ ツアー
[ロー・フォーラム]
裁判と争点/立法インフォメーション/立法の話題/法曹フォーラム/メディアフォーラム
法科大学院生レポート/司法修習生/弁護士事件ファイル/司法書士の生活と意見/判事補メモ/研究する女/アシタデイイヤ!
「パンのための学問」の根底にあるものを見据えた学び――専修大学 日高義博
[▼法科大学院探訪]
関西学院大学法科大学院――夢を持った法曹を育てるために
加藤徹教授、丸田隆教授、豊川義明教授に聞く
[▼ルポルタージュ憲法〔新連載〕]
立憲主義が危ない 斎藤貴男
[▼新刊ガイド・書評]
斎藤貴男著『絶望禁止!』――忘れられない、忘れてはならない「何」か 上之郷利昭
[特集1]
判例からみる「憲法の力」
企画の趣旨
愛敬浩二
弁護団に聞く――訴訟のポイントは何か?
高野範城・宮原哲朗
学生無年金障害者訴訟判決
――東京地判2004・3・24
愛敬浩二
中国人強制連行・強制労働訴訟判決
――新潟地判2004・3・26
大河内美紀
原爆症認定申請却下処分取消訴訟判決
――東京地判2004・3・31
柳井健一
小泉首相靖国参拝違憲訴訟判決
――福岡地判2004・4・7
斉藤小百合
違憲審査制の意義とその活性化の方向性
木下智史
[特集2]
イラク人質事件・日本人対"世間"の法感覚
――グローバルとローカルのはざまで
国家の「責務」と国民の「自己責任」
――イラク人質事件が示す課題
岡田順太
日本外交は死んだのか
――外交の果たすべき役割と日本の針路
〔インタビュー〕天木直人
「イラクの中心」で、人質事件を考える
――いま、「強い国」へのターニングポイントにある日本
加藤健二郎
イラク人質はなぜバッシングされたのか
――法と世間のメカニズム
佐藤直樹
サイバー空間で肥大する「世間空間」
――「2ちゃんねる」と「blog」の「世間」
矢野直明
[ロー・ジャーナル]
刑務所の風景(2)刑務所の中の刑務所――昼夜間独居の住人たち
浜井浩一
独仏基本権比較試論
オリヴィエ・ジュアンジャン+[訳・解説]山元 一
アメリカにおける死刑モラトリアム運動の前進
柳重雄
法科大学院における法律基本科目の学習――ひとつの考え方
竹内 淳
[ロー・クラス]
憲法の基本原理で考える(18)
政治的平等と「自律的個人」「市民」 只野雅人
民法総則講義〔第2部=本論〕(17)
第2章=人(自然人)(4)――成年後見(その1) 河上正二
ロースクール民事訴訟法(16)
証明責任の分配 小林秀之
連続対談・ビジネス法務とロースクール教育(21)
「日本の再建にかかわる」法律家としての実感
今井和男弁護士×野村修也
法律学のフロンティア(2)
ロシア法への誘い――いまが面白いロシア法の学習 竹森正孝
[最新判例演習室]
憲法■国民体育大会と国籍条項 近藤 敦
――最二小判2004・6・11
行政法■行政計画に適合しないことを理由とする不許可処分の適法性 岡田正則
――最一小判2004・1・15
民法■スキルス胃癌で死亡した患者の「相当程度」の延命可能性と医師の責任 角田美穂子
――最一小判平16・1・15
刑法■被害者の不適切な行為の介入と因果関係の存否 豊田兼彦
――最二小決平16・2・17
商法■退任した取締役の責任を追及する際の会社の代表者 鳥山恭一
――最三小判2003・12・16
民事訴訟法■親権者指定協議無効確認の訴えの適法性 和田吉弘
――東京高判平15・6・26
刑事訴訟法■訴因外事実を原審が認定した場合における控訴審の処理 中川孝博
――最二小判平16・2・16
労働法■B金融公庫(B型肝炎ウイルス感染検査)事件 小宮文人
――東京地判平15・6・20
[ライブラリー]
新刊ガイド/マジカル・ミステリ ツアー
[ロー・フォーラム]
裁判と争点/立法インフォメーション/立法の話題/法曹フォーラム/メディアフォーラム
法科大学院生レポート/司法修習生/弁護士事件ファイル/司法書士の生活と意見/判事補メモ/研究する女/アシタデイイヤ!