雑誌詳細:法学セミナー 2003.6
- 紙の書籍
毎月12日発売
- [特集1]
- あの事件から刑事法がわかる!
- [特集2]
- 学生が考えた若い人のための裁判員制度特集 ――法セミ・司法改革探偵団
定価:税込 985円(本体価格 895円)
- 発刊年月
- 2003.05
- 雑誌コード
- 08069
- 判型
- B5判
只今、在庫が不足しており納期が確定できないため、
オンラインでの受付ができません。
オンラインでの受付ができません。
紙の雑誌のご購入
内容紹介
社会の耳目を集めた刑事事件を取り上げて、そのなかに含まれる刑法や刑事訴訟法の論点を取り出して検討する。刑事法もおもしろい!
[特集1]
あの事件から刑事法がわかる!
社会の耳目を集めた刑事事件を取り上げて、そのなかに含まれる刑法や刑事訴訟法の論点を取り出して検討する。刑事法もおもしろい!
1 刑事法という世界――和歌山毒物カレー事件を素材に 川崎英明
2 和歌山毒物カレー事件――証拠と事実認定、故意、死刑 豊崎七絵
3 本庄保険金殺人事件――裁判の迅速化、弁護権、共犯者の自白 松本英俊
4 新潟監禁事件――罪刑法定主義、応報、罪数 安達光治
5 東海大安楽死事件――安楽死、違法性と違法性阻却事由 本田 稔
6 連続幼女誘拐殺害事件
――責任能力の概念、責任主義、鑑定とその評価、触法精神障害者の処遇 金澤真理
7 山形マット事件――少年事件の事実認定と捜査、少年法「改正」 武内謙治
8 名古屋刑務所暴行事件――刑務所、受刑者、公務員犯罪 本庄 武
[特集2]
学生が考えた若い人のための裁判員制度特集
――法セミ・司法改革探偵団
模擬裁判員裁判を体験して![座談会]
石原真理子・川原健司・重田高志・山岸一生
裁判員と裁判官の数は何人ずつにするのがいい? 重田高志
外国の「裁判員制度」はどうなっているの? 岩元仁志
裁判員制度、どう評価する? 福岡範行
市民の関心はどうやって高める? 川原健司
マスメディアと裁判員制度の関係は? 石原真理子
[コラム]高校生の模擬裁判参加者に聞く 小美濃智・山岸一生
■緊急企画=イラク戦争と国際世論
国連安保理の活動と国際世論 松井芳郎
反戦運動に立ち上がったアメリカ市民
――戦争の是非をめぐり分断する国民 矢部 武
フランス政府と国民の対応 齊藤笑美子
[ロー・クラス]
ロースクール民事訴訟法◎新連載◎担保・執行の新動向 小林秀之
民法総則講義[第1部]序論 第二章=民法における「権利」の意味
――宇奈月温泉事件判決(大審院昭和10年10月5日判決) 河上正二
渡辺道場(13)やってはいけない! 渡辺達徳
First Lessons in 債権総論(7)債権の効力(2) 椿 寿夫
憲法学説に聞く(12)参政権と選挙制度 岡田信弘・山元 一
論争・刑事訴訟法(17)少年審判と刑事裁判の関係 廣瀬健二・斉藤豊治
・村井敏邦
連続対談・ビジネス法務とロースクール教育(7)
構造改革は世代間のたたかい? 川本裕子(コンサルタント)
×野村修也
[ロー・ジャーナル]
少年事件報道●事件報道に大きな影響を与える長良川事件・最高裁判決
――少年の身元推知をめぐって 飯室勝彦
ODA訴訟●住民泣かせの「援助」
――コトパンジャン・ダムの被害住民8396人が提訴 鷲見一夫
[最新判例演習室]
憲法/高佐智美 民法/古積健三郎 刑法/門田成人
商法/笹本幸祐 民事訴訟法/川嶋四郎 刑事訴訟法/中川孝博
[ライブラリー]
書評●ローレンス・レッシグ著
『コモンズ――ネット上の所有権強化は技術革新を殺す』 湯淺墾道
書評●田島泰彦編
『個人情報保護法と人権――プライバシーと表現の自由をどう守るか』 浜田純一
新刊ガイド/マジカル・ミステリ・ツアー
[ロー・フォーラム]
裁判と争点/立法の話題/最新立法インフォメーション/
法曹フォーラム/メディアフォーラム
弁護士事件ファイル/司法修習生/判事補メモ/THE 検察官 LIFE/アシタデイイヤ!
■里程標 milestones――自由と尊厳を求めて
(7)誰が本を“生かす”のか――山内 薫さん 斎藤貴男