雑誌詳細:法学セミナー  2001.1

2001.1 通巻 562号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
ここが知りたい 法科大学院
[特集2]
「日の丸・君が代」と学校現場
定価:税込 985円(本体価格 895円)
発刊年月
2001.09
雑誌コード
08069
判型
B5判

内容紹介

法科大学院構想は司法制度改革の大きな柱のひとつである。その議論はどこまできているのか。全体像を解説する。

[特集1]

特集1=ここが知りたい 法科大学院



法科大学院構想は司法制度改革の大きな柱のひとつである。その議論はどこまできているのか。全体像を解説する。

 総論・司法制度改革審議会意見書の法曹増員論と法科大学院構想 宮澤節生

 法科大学院の入学者選抜 浜田道代

 法科大学院の教育

  ──「法科大学院における教育・方法に関する研究会」モデル案の特徴 磯村 保

 法科大学院の教育

  ──日弁連モデルの考え方 宮川光治

 新司法試験と新司法修習 遠藤直哉

 新たな法曹養成制度の構築に向けて──裁判所の視点にたって 氏本厚司

 法科大学院設置までの必要措置とは──法務省の立場から 坂田吉郎

 法科大学院設置までの日弁連の取り組み 川端和治

 司法改革、大学改革、そして法科大学院 小山竜司

 法曹養成制度(アメリカ) 丸田 隆

 法曹養成制度(カナダ) 佐々木雅寿

 法曹養成制度(イギリス) 馬場健一

 法曹養成制度(ドイツ) 小野秀誠





[特集2]

「日の丸・君が代」と学校現場



 「君が代」裁判と憲法──特集の焦点 西原博史

 揺るがない心のままで──北九州「君が代」訴訟=ココロ裁判がめざすもの 竹森真紀

 国歌斉唱強制に対する福岡県弁護士会の警告書

 「例外を許さない」重圧の中で 池添徳明

 〈コラム〉

 被処分も考える資料になった 根津公子

 学校における生徒の存在とは何か? 淡路智典





[ロー・ジャーナル]

私はなぜ憲法改定に抵抗するのか●[新連載]第一の問い

                        ──私はなぜ憲法を受容するか 辺見 庸

サイクル裁判官の四季だより●(6)裁判官をめぐる二、三の本について 森野俊彦

清水勉の情報公開指南●番外編・決定打は「法による行政」

                        ──住民訴訟の改正は必要か 清水 勉

これからの日本と国際人権法●(28)日本政府は、なぜ国連勧告を無視しつづけるのか 戸塚悦朗

法セミいんふぉめーしょん●司法制度改革の行方 黒沢 香



[ロー・クラス]

21世紀・人間復興の法律学●(17)法の責任 (1)

            ──裁判官の事実認定と市民の事実認定 丸田 隆

基本に学ぶ憲法●(15)家庭裁判所と憲法 植野妙実子

鳥瞰・契約法●(14)契約の効力の調整 沖野眞巳

First Lessons in担保物権●(2)抵当権 (1) 椿 寿夫

論争・刑事訴訟法●(2)対談 捜査の概念 村井敏邦・田口守一・白取祐司

教えて!コーポレイト・ファイナンス●(6)「株価」の決まり方 野村修也

等身大の裁判●(14)裁判官と検察官のあり方 佐藤鉄男

司法書士最前線●(7)外国会社の日本進出のお手伝い 山北英仁

最新判例演習室●憲法/高佐智美 民法/石田 剛 刑法/門田成人 商法/笹本幸祐

            民事訴訟法/川嶋四郎 刑事訴訟法/水谷規男



[ロー・フォーラム]

裁判と争点/立法の話題/最新立法インフォメーション/法曹フォーラム/メディア・フォーラム



[ライブラリー]

大村敦志『基本民法I総則・物権総論』

新刊ガイド

弁護士事件ファイル/判事補メモ/司法修習生/THE 検察官 LIFE