雑誌詳細:法律時報  2011年10月号

2011年10月号 通巻 1039号

  • 紙の書籍
毎月27日発売
[特集1]
非訟事件手続法・家事事件手続法の制定
定価:税込 1,676円(本体価格 1,524円)
在庫なし
発刊年月
2011.09
雑誌コード
08027
判型
B5判
ページ数
168ページ

内容紹介

今国会で成立した非訟事件手続法の家事事件手続法について、改正法を鳥瞰するとともに、手続保証、裁判所の役割、実効性の確保等、改正内容の適否や課題を検討する。

【法律時評】

核兵器と核エネルギーの犯罪性――ヒロシマからフクシマへ/浦田賢治



■特集 非訟事件手続法・家事事件手続法の制定



非訟事件手続法・家事事件手続法の制定の理念と課題/山本和彦

非訟事件手続・家事事件手続における当事者等の手続保障/徳田和幸

非訟事件手続・家事事件手続における裁判所の役割/本間靖規

非訟事件手続・家事事件手続における実効性確保

 ――審判前の保全処分に関する法改正/長谷部由起子

家事審判・家事調停の改革についての評価と課題

 ――実体法の視点から/小池 泰

 ――手続法の視点から/佐上善和

 ――実務家の視点から/梶村太市

会社非訟事件の現状と課題/中東正文



●特別企画 東日本大震災と法

福島第一原子力発電所事故による損害賠償/大塚 直



●論説

法科大学院時代における法学研究者養成への道/奥田昌道



注目される「知る権利」と「インカメラ」

――情報公開法改正案の概要と論点/畠 基晃



アメリカ法教育見聞記(第1回)/神谷説子



●連載

イギリス憲法の実像――その歴史的文脈・8/戒能通厚



【取引法研究会レポート】

不法原因給付又は瑕疵ある給付があった場合における不法行為と損益相殺/青野博之



【B&Aレビュー】

駒村圭吾・鈴木秀美編著『表現の自由1―状況へ』

『表現の自由2―状況から』/棟居快行



田中輝和「間接証拠による事実認定の『準則』・覚書――最高裁

平成22(2010)年4月27日判決を機縁として」●刑事法学の動き/光藤景皎



【民事判例研究】

譲渡禁止特約に反して債権を譲渡した債権者が譲渡の無効を主張することの可否

  /中山布紗



【特別刑法判例研究】

観賞ないしは記念のための家系図と行政書士法1条の2にいう

「事実証明に関する書類」/萩野貴史



【労働判例研究】

管理監督者に該当する労働者の深夜割増賃金請求権――ことぶき事件/國武英生



【史料の窓】

立憲政治と政党との関係/福井 淳



最高裁新判例紹介

新法令解説

文献月報・判例評釈

メモランダム

法律時報11月号(10月27日発売)予価1600円(税込)

特集=親と子をめぐる現在の法状況──親と子と国家(仮題)

親子関係に関する最近の法状況をふまえて、親権・監護、親子関係の発生など、

親と子と国家の関係につき、さまざまな角度から考察する。